2020年までに月への帰還、2024年までに有人月面基地の建造を発表している NASA製作のプロモ映像 "Return to the Moon: The Journey Begins Now"。 ハリウッド的演出と大げさな音楽、CG映像による「再び月へ計画 ・ 予告編」に 仕上がっています(月面で謎の存在に襲われたり地球との連絡が絶たれたり しないのが不自然なくらい)。上のYouTube版では文字がやや読みづらくなって いますが、NASAからは854 x 480の高解像度版も落とせます。
有人月探索と月面基地、さらに有人火星探索をぶちあげたはいいもののまず スペースシャトル後継機の段階で雲行きが怪しいNASAですが、「人類は月へ 行ったかもしれないし行っていないかもしれない」が物事を鵜呑みにしない大人 の態度になってしまわないうちにもう一度世界の目を高いところに向けさせてい ただきたいものです。映像中に登場する宇宙機や計画についてはNASAの宇宙 探索ページ"The Vision for Space Exploration"、なんでまた月?については そのもの"Why the Moon"Flashと画像・動画ギャラリー、日本語はJAXAの 「今なぜ人類は月を目指すのか?」あたりをどうぞ。