【UDから新天地BOINCへ】分散コンピューティング 総合スレ Part 0.4 5/10 16:35【@news】

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185 さくにゃん(東京都)
http://www.grid.org/projects/cancer/index.htmの真ん中
姉さん初めて訳すから優しくして。

このプロジェクトに参加したすべてのメンバーに感謝を!

癌研究プロジェクトは、科学と、コンピューターと、専門ソフトと、癌と戦うことに
参加した組織と個々人との結びつきを通して、新しい抗癌を発見するという
研究に発展しました。

この研究は癌治療の可能性のあるタンパク質を特定することを中心にしてきました。
「ヴァーチャル・スクリーニング」と呼ばれる特別な分析ソフトは、そのようなタンパク質
と相互作用のある分子(molecules:治療薬の元になるものらしい)を明らかにし、
治療薬に発展する公算の大きい分子の候補を見つけました。

癌研究プロジェクトの参加者はインターネットを通して配位子(ligand)の構造を受け取り、
LigandFit(Accelrys作)と呼ばれるソフトを使って分子を分析しました。LigandFitは
タンパク質の結合場所と結び付きを試みることで分子のデータを分析しました。
配位子がタンパク質の結合に成功すると、その結果は得点され、最も高い得点を得た
結びつきが記録され、更なる査定のために提出されました。
186 さくにゃん(東京都):2007/05/12(土) 16:55:55 ID:xReBSdmo0
http://www.grid.org/projects/cancer/index.htmの左側の青い部分

Grid.org 伝説 ←タイトル

Grid.orgは癌研究や健康に関する研究に、比類ない貢献をしてきました。
ばくだいな量の新しい手がかりが見つかり、そしてそれらの手がかりは
活発に研究され、新しい化合物がテストされています。我々が病気の治療の
研究に発展できるようになった、Grid.orgのボランティアたちの働きに率直な感謝を。

ドクター・グラハム・リチャード
オックスフォード大学
187 カメラマン(長屋):2007/05/12(土) 16:58:40 ID:u1EKChw40
イイハナシダナー
188 さくにゃん(東京都):2007/05/12(土) 17:00:06 ID:xReBSdmo0
http://www.chem.ox.ac.uk/curecancer.html

ニュース
4月7日 Gridプロジェクト終了

4月27日金曜日、スクリーンセイバープロジェクトはついに終わりを迎えようとしています。
癌研究のための国家基金(NFCR)によるこのプロジェクトは6年間に渡って続き、
インテル、マイクロソフト、IBMによって何度も資金援助を受けましたが、主には
United Devices Inc of Austin Texasの協力によるものでした。

200以上の国の、3500万台以上の個人のコンピューターの参加する、巨大な成功に
なりました。これ以上の参加者を持つ計画はSETI(地球外生命体探索)計画だけですが、
しかしこの研究のような多量のデータ通信は誰も経験したことのないものです。

このプロジェクトは合成への道として知られる、小さな薬品のような分子の莫大な
データベースを築きました。これらの合成物が、水晶構造体や生物学的に重大な、
タンパク質の阻害物質を作る可能性があるかどうかを、仮想的にスクリーンしました。

主な対象は、癌と相互に作用するための仕組みを与えていると思われる、
タンパク質の阻害物質でしたが、炭素菌と天然痘を目的としたサイドプロジェクトもありました。

何が得られたのでしょうか?まず方法論的に見て、個人のコンピューターを使った
ヴァーチャル・スクリーニングの方法が可能であることを示しました。この方法は
幾つかの企業によって採用されました。
189 さくにゃん(東京都):2007/05/12(土) 17:00:29 ID:xReBSdmo0
実際「当たった」分子の点で言えば、我々が統合し、スクリーンしてきたものは生物製剤の
活動に顕れています。あるケースでは実験上有効だとされる合成物が、業界標準より
高い10%に達しました。我々はまだ、結合やテストに進む前の、NFCRとの協力で
得られた、多くの結果を持っています。我々が今すぐに新しいターゲットに取り掛かることが
出来なくても、この点についての研究は進められるでしょう。

我々は45万年分もに当たる、コンピューターでの時間を与えてくれた何百万もの
ボランティアの皆さんに感謝します。皆さんなしにはこのプロジェクトは不可能だったでしょう。
皆さんの助けによって、開発へと進むことを望む、新しい手がかりを見つけることができました。

全ての人に、心からの感謝を込めて。
190 さくにゃん(東京都):2007/05/12(土) 17:03:32 ID:xReBSdmo0
http://www.nfcr.org/Default.aspx?tabid=404

2007年4月27日

「あなたのコンピューターで癌を治そう計画」は素晴らしい成功を収め、
NFCRはこの試みに惜しみなく時間と資源を提供してくれた全ての人に
感謝したいと思います。我々のプロジェクトの第一フェーズは終わり、
今新たなフェーズへと移りつつあります。このフェーズによってNFCRは、
デジタルデータを受け取り、新しい抗癌剤の候補となる、選別された分子に対して
科学的結合や生物学的テストを始めることが可能になります。これは
このプロジェクトにとって重大なマイルストーンです。

これまで我々は、抗癌性のある化合物の、何千もの手がかりを特定し、
そして実際多くが薬を開発するレベルの初期に達しています。
これはあなたがた一人一人なしには不可能でした。そしてNFCRは
あなたの協力に永遠に感謝しています。

過去数ヶ月、利用可能なデータがNFCRに送られ、我々の科学プロジェクトの
リーダーたちによって分析されました。非常に膨大なデータが新たな薬の
候補となる可能性を秘めており、同時に更なるデータ解析に向けた
大いなる試みも提示しています。
191 さくにゃん(東京都):2007/05/12(土) 17:03:53 ID:xReBSdmo0
NFCRはオックスフォード大学とInhibOx
(データベース、ソフトウェア、方法論開発、コンピューターによる薬剤開発に
特化した、オックスフォード大学から派生した会社)との連携によって、
12個の癌のターゲットのうち2つ…CDK2とFGFに関係するデータを分析する
更なる計画を提供しています。この連携による目的は、InhibOxの技術的な
援助により、更なる試験のために数百の分子の下位集合を明らかにすることです。

NFCRは皆さんの協力がいかなるかたちでも続けてほしいと思います。
我々は新しいアイディアを常に募集し、癌克服のための新しいアイディアや
意見をSilas Deane [email protected] まで気軽にメールしてください。
またNFCRの癌に対する闘いに協力する方法はこちらを見てください。
http://www.nfcr.org/Default.aspx?tabid=121:募金ページ)

引き続きのご協力に感謝します!
192 さくにゃん(東京都):2007/05/12(土) 17:04:17 ID:xReBSdmo0
おわり。