恐竜の骨としてはオーストラリアで過去最大の化石が北東部のクイーンズランド州で発見され、
クイーンズランド博物館(ブリスベーン)で8日までに一般公開が始まった。
公開されたのは大型の草食恐竜のティタノサウルス2頭の骨の化石。
05年11月と昨年4月に、同州南西部のエロマンガ近くの牧場で、9500万〜9800万年前の白亜紀の
地層から発見された。
1頭の右前脚骨(右上腕骨)は長さ1・5メートル、重さ100キロ。この前脚骨ともう1頭の大腿(だいたい)骨から、
体長は24〜26メートルと推定され、これまでにオーストラリアで発見された最大の恐竜よりも6〜8メートル長いとみられている。
ティタノサウルスの化石はオーストラリアではほとんど知られていなかった。
今回、発見された2頭はティタノサウルスの新種とみられている。
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20070509k0000m030045000c.html