ネコのキャバクラって流行りそうだよぜ?

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1 おたく(東京都)

猫と一緒にいるだけで幸せ――。そんな猫好きたちを、猫が「接客」してくれるカフェがある。
東京都中野区の「cat cafe RIEN」。客のひざの上で眠ったり、おもちゃで遊んだり
しながら、愛敬をふりまく。愛猫家たちの、ちょっとした社交場にもなっている。

昨年10月、区内に住む渡部さち子さん(36)がオープンさせた。「多いときには20匹も
飼っていました」というほどの猫好きだ。

それが高じて、副業で猫のブリーダーをしていた。「猫のカフェ」を思い立ったのは、子猫を生めなく
なった猫にも「どこか働く場がないか」と考えたからという。 自宅から4、5匹の猫をキャリー
バッグに入れ、店まで「出勤」。猫たちは互いにじゃれ合ったり、ハンモックで寝そべったりと、
店内で自由に過ごす。だが、客が来ると一気に「営業モード」に切り替わる。

客からおやつをもらったり、手製の猫じゃらしで遊んだりして、「接客」。客のひざの上で眠り込み、
なかなか席を立たせてくれない猫も。お客さんから「指名」されるほどの売れっ子もいるという。

自宅で飼えない人が、猫とのふれあいを求めて来ることも少なくない。平日の夜、仕事帰りに1人で
立ち寄るサラリーマンもいる。「犬を飼っている人は散歩の途中で会話を交わすことが多いけれど、
愛猫家同士のつきあいは意外と少ない。病気や餌の相談の場にもなっています」と渡部さん。

西東京市の伊藤由紀子さん(38)は、自宅で2匹飼っているが、「いろんな猫に触りたい」と週に
1回ほど訪れる。「他の猫好きの人たちとの『猫談議』が、また楽しみなんです」

http://www.asahi.com/food/news/TKY200704260164.html
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