東京都の石原慎太郎知事の肝いりで11月に三宅島で実施されるオートバイレースについて、
都は「島を1周する公道(約30キロ)でスピードを競う」との当初構想を断念した。
二輪メーカー各社が指摘した「参加者や観客を巻き込みかねない」という安全性の問題を
解決できなかったためだ。
都は村道を拡幅するなどして短いコース(約3キロ)を新設したり、
閉鎖中の三宅島空港の滑走路を利用したりといった代替案を検討する。
レースは、00年の火山噴火で打撃を受けた島の観光振興策として、石原知事が05年に構想を発表。
公道を利用する世界最古の歴史を持つ英領マン島のレースをモデルに「国内初の公道レース」を目指していた。
都は「メーカーの協力は不可欠」として二輪大手4社と協議を進めていたが、
「公道でスピードを競うのは危険すぎる」との意見が続出した。
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