G.W.大型連休は北九州市へ - 門司港・バナナのたたき売り“塾”で技伝授/福岡
バナナのたたき売りの保存と後継者育成を目的にした「門司港バナナ塾」が5月から始まる。明治時代末
ごろ、門司港に台湾のバナナが大量に陸揚げされるようになり、熟れすぎたものや傷物を仲買人らが売り
さばいたのが始まりとされるバナナのたたき売り。今年も発祥の地の“名人”が、その技を伝授する。
たたき売りの講座は「バナちゃん道場」の名前で1997年から断続的に開かれており、毎回、県内外から
多くの受講者が参加していた。今年からは「門司港バナナ塾」と銘打ち、複数の保存会でつくる「門司港バ
ナナの叩(たた)き売り連合会」が講師を派遣する。
塾では、「サアサア門司港名物バナナのたたき売り」で始まる軽妙な口上や「春よ3月春雨に〜」という歌い
出しで始まる「バナちゃん節」だけでなく、バナナについての知識やたたき売りのルーツなどの基礎も教える。
日程は9月までの第2・4水曜の午後1〜3時、会場は門司生涯学習センターなどを予定。10月に開かれる
「門司港バナちゃん大会」への出場を目指す。
申し込みは往復はがきに名前、住所、年齢、電話番号、応募動機を記入し(以下略)へ。
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukuoka/news003.htm