新宿駅のホームでおじさんとぶつかる→電車に轢かれ死亡→反省してるなら許す
去年の10月24日の朝、東京のJR新宿駅の総武線のホームで、横浜市瀬谷区の会社員、
我妻正和さん(当時59歳)が、前から来た男とぶつかって線路に転落し、電車にはねられて死亡しました。
警視庁は、2日後に品川区の40歳の無職の男が「ぶつかったのは自分かもしれない」と名のり出たため、
当時の状況などについて事情を聴いて捜査を進めてきました。
その結果、当時、ホームは朝のラッシュで混雑していて、男がすれ違う際に立ち止まるなど
十分に注意していれば我妻さんが転落して死亡することを防げたとして、過失致死の疑いで書類送検しました。
調べに対して、男は「我妻さんがホームから転落したことには気がついていたが、急いでいたのでそのまま立ち去った。
電車にはねられるとは思わず、申し訳ないことをした」と供述しているということです。
我妻さんの妻は「夫には『ぶつかった人が申し訳ないという気持ちでいれば、
許していいよね』と伝えました。同じような事故が二度と起きないように駅を利用する人には気をつけてほしい」と話しています。
http://www.nhk.or.jp/news/2007/04/28/d20070428000035.html