Webの権威「単に子どもじみた言動に過ぎないくせに、言論の自由の名の下にそれを正当化する人が多い」

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1 旅人(東京都)
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0704/12/news077.html

Webの権威、ブログエチケットを提唱――ブロガーから反発も
ブログの人気が高まるのに伴い、不作法な投稿も目立ってきたことで、
行動規範の必要性が叫ばれるようになってきた。そのためティム・オライリー氏はオンラインエチケットを語るが、
一部の人々から反発も出ている。(ロイター)

 「もう少し礼儀をわきまえていただきたい」――ブロガーたちに対してWebの著名人からこんな苦言が呈せられた。

 オンライン日記風のWebサイトであるブログがインターネット上で人気が高まるのに伴い、不作法な投稿も目立ってきたことで、
行動規範の必要性が叫ばれるようになってきた。

 Webの先駆者、ティム・オライリー氏は、「単に子どもじみた言動に過ぎないくせに、言論の自由の名の下にそれを正当化する人が多い」と語る。
しかし同氏は4月11日、礼儀に関する検閲であると叫ぶオンライン投稿者からの反発を受けて、ブロガーの行動規範に関する文書の草案を修正した。

 「Web 2.0」という言葉の生みの親でもあるオライリー氏は先ごろ、行動規範の最初の草案を自身のサイトおよびwikia.comに掲載した。
wikia.comは、Wikipediaの創設者のジミー・ウェールズ氏が運営するサイト。

 この規範には、罵倒、嫌がらせ、中傷、虚偽、脅迫に相当するコメントを投稿しないことを定めた礼節規定が含まれる。
また、他人に付きまとうためにコンテンツを利用してはならないとしている。