http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2007041200074 2007/04/12-06:34 国連で原爆投下描いた作品上映=被爆の監督が寄贈、教材に
【ニューヨーク11日時事】広島への原爆投下を描いた
ドキュメンタリー「『ヒロシマ グラウンド ゼロ』〜あの日、爆心地では〜」が国連に寄贈され、
作品上映会が11日、国連本部で開かれた。自らも被爆者で監督の映像制作会社社長、
田辺雅章さん(69)=広島市西区=は「1人でも多くの人に見てもらい、
国連の提唱する世界平和に貢献できれば」と思いを語った。
この作品は、爆心直下の広島の街並みをCG(コンピューターグラフィックス)で再現し、
被爆者の証言も交えて当時の状況を伝えた。
国連は、10日に寄贈された作品のDVDを大学生向けの核不拡散教育の教材などとして活用する方針だ。