高島屋は10日、3人の社外取締役を一新し、評論家の大宅映子氏(66)ら3氏を新たに起用すると発表した。
社外取締役はこれまで、主に取引先などから招いてきたが、直接の利害関係がない人から選ぶことで、経営の透明性向上を図る。
5月22日の定時株主総会で正式決定する。
社外取締役がメンバーの報酬委員会と指名委員会を新たに設置し、役員報酬と人事の決定も透明化する。
役員報酬のうち、業績に応じた支給分の比率を、現行の約7%から30%に拡大する。代表取締役の報酬を2008年2月期から個別に開示する。
このほか、執行役員制度を導入して取締役の人数を21人から10人に減らし、経営陣を減量化する。
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20070410i512.htm?from=main5