カプコンは,ホラーアクションゲーム「バイオハザード4」のWindows版を,6月7日に発売する。価格は6090円(税込)。
本作は,プレイステーション2用に2005年12月に発売され,ヒットを飛ばした同名のタイトルの移植版。
とはいえそのまま移植されているわけではなく,グラフィックスのクオリティはプレイステーション2版
よりも高くなっている。
説明するまでもないと思うが,バイオハザードシリーズは,生物災害が発生した街や施設などを舞台
とするホラーアクションだ。プレイステーションシリーズやゲームキューブなどのコンシューマ機用に
リリースされ,世界的な人気を獲得。ハリウッドでの映画化も果たしている。
バイオハザード4のシステムで,従来作と比べてとくに特徴的なのが,「ビハインドカメラ」だ。従来作
では,場面ごとにカメラ視点が固定されていたのに対し,本作では,常にプレイヤーキャラクターの
背後からの視点で画面が表示されるのだ。
また,プレイステーション2版と同じくWindows版でも,本編をクリアすることで,別シナリオの「the another order」
をプレイ可能となる。これは,「バイオハザード2」に登場した女性キャラクター「エイダ」を主人公とする
シナリオで,バイオハザード4本編では明らかにされていない謎が解き明かされる。
プレイステーション2版の登場から1年以上が経過しているが,ゲーム画面が高画質になっており,
本作を未体験の人だけでなく,すでにプレイステーション2でプレイしたという人も,要注目といえそうだ。
http://www.4gamer.net/news/history/2007.04/20070410154014detail.html