黒田勝弘 「『竹島の日』に行って驚いた。これでは竹島は返ってこない!」
「竹島の日」に行って分かった これでは竹島は返ってこない!=黒田勝弘
(抜粋)
「竹島の日」(2月22日)の記念行事(24日)で島根県に行ってきた。
それでも、現地に乗り込んだ韓国マスコミが虎視眈々“クロダ妄言”を狙っているに違いない。ちょっ
ぴり緊張しながら松江に到着したのだが、現地に行って驚いた。地元なのに「竹島」がまったく感じら
れないのだ。
まずJR松江駅に「竹島」が見当たらない。看板も横断幕もポスターも何もない。「竹島の日」のアピ
ールはもちろん、竹島をウリにした表示や展示物がまったくない。駅のみやげ物店もそうだ。「竹島も
なか」「竹島ちくわ」「竹島漬け」……などがあってもいいのにない。竹島の歴史や紹介した本はもちろ
ん、「竹島の自然」などといった絵葉書もペナントもない。「竹島タオル」なんかあればいいのに……。
「竹島の日」記念行事については、地元紙の「山陰中央新報」をはじめ、大阪発行の全国紙も島根
県版では詳しく報道していた。ところが各紙の天気予報欄を見て驚いた(?)。どこにも「竹島」の表記
がないのだ。
本来、人も住まないちっぽけな岩山の島だから当然かもしれないが、韓国では「鬱陵島・独島地方」
として必ずテレビや新聞の天気予報に登場するのだ。これが国際的には領有権の主張としてきわめ
て重要な意味を持つ。領土への執着、愛着、愛情とはこういうことなのだ。
しかし日本では天気予報に「隠岐・竹島地方」は登場しない。以上、これでは竹島を取られても仕方
ないではない。いや、これでは竹島は返ってこない!
韓国にもっと刺激してもらうしかない?
(全文はソースで)
http://seiji.yahoo.co.jp/column/article/detail/20070411-01-0401.html