日本で初めてインターネットだけで授業を行う4年制の「サイバー大学」(福岡市)が1日開校し、
入学式が同市のヤフードームで行われた。
入学式には、運営主体である日本サイバー教育研究所の宮内謙社長、エジプト考古学者の吉村作治学長らのほか、
出席希望の入学生らが参加し、式の模様は、入学者向けにインターネットでライブ配信。
日本サイバー教育研究所は資本金5億円。ソフトバンクが71%出資したほか、
九州電力やRKB毎日放送などが出資した。
サイバー大は「IT総合学部」と「世界遺産学部」の2学部(各600人募集)があり、
学生はパソコンとブロードバンド(高速大容量)通信回線があれば、好きな場所、時間に受講できる。
卒業すれば、普通の4年制大学と同様、学士資格が得られる。
学生は20代後半から30代前半が中心で、社会人が多いという。
客員教授として青森大教授の見城美枝子さんや落語家の立川談志さんらが就任し授業を行う。
http://www.kahoku.co.jp/news/2007/04/2007040101000143.htm