米ビッグスリー、ガソリン消費削減で協力・米大統領と会談
【ワシントン】ブッシュ米大統領は26日、米自動車大手の3社(ビッグスリー)首脳とホワイトハウスで45分間会談した。
大統領は今後10年で米国のガソリン消費を2割減らす目標に理解を求めたのに対し、3社首脳はそろって協力を表明。
米国内で生産する自動車の半数を2012年までに代替燃料で走る車にする考えを改めて示した。
会談にはゼネラル・モーターズ(GM)のワゴナー会長、フォード・モーターのムラーリー社長兼最高経営責任者(CEO)、ダイムラークライスラーの北米部門、クライスラーのラソーダ社長が出席した。
大統領は先週、カンザス州のGMとフォードの工場を訪れたばかり。
会談では経営再建策や為替政策の突っ込んだやりとりはなかったとみられる。
ただ、ホワイトハウスは従来よりも政府とビッグスリーの緊密な関係を積極的に印象づけようとしている。
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20070327AT2M2700M27032007.html