41歳無職に懲役14年(@w荒

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1 ドラム(アラバマ州)
岸和田の中学生虐待、内妻に懲役14年判決

 ◇大阪地裁堺支部、心身衰弱を認めず

 大阪府岸和田市で当時中学生だった少年(18)が餓死寸前まで衰弱させられた虐待事件で、
殺人未遂罪に問われた実父と内妻のうち、内妻の無職・川口奈津代被告(41)に対する判決
公判が26日、大阪地裁堺支部であった。細井正弘裁判長は、少年に治療を受けさせないと死亡
すると認識していたのに、それまでの虐待が発覚する恐れや、少年を疎む気持ちから放置した
と指摘して殺意を認定し、「虐待が長期にわたり、残虐。刑事責任は重い」と、懲役14年(求刑・
懲役15年)を言い渡した。

 判決によると、川口被告は、少年の実父の烏野康信受刑者(43)=同罪で懲役14年が確定
=と共謀し、2002年6月ごろから、自宅マンションの一室から無断で外出することを少年に禁じ、
食事を制限。03年9月ごろには治療を受けさせないと死亡すると認識していたのに同年11月
まで放置し、脳や身体に回復困難な障害を負わせた。

 公判で川口被告は虐待の事実関係を認めたが、殺意などを否認。弁護側も「保護責任者遺棄
致傷罪の適用が問題となるに過ぎず、犯行時、心神耗弱状態だった」と主張していた。

 判決理由で、細井裁判長は「警察や病院関係者に拒食症と虚偽の説明をするように烏野受刑
者と口裏を合わせるなど心神耗弱状態だったとは認められない」と述べた。

http://osaka.yomiuri.co.jp/news/20070326p202.htm