総合格闘技PRIDEが外資のUFCに買収されました。
総合格闘技イベントの「PRIDE」が、米最大の総合格闘技団体「UFC」に十数億円で買収されていたことが23日、
複数の関係者の話で明らかになった。27日午後5時から東京・六本木ヒルズアリーナで公開記者会見を行い、
UFCのダナ・ホワイト社長はじめ選手らが出席して大々的に公表する。
1997年に誕生したPRIDEは、高田延彦VSヒクソン・グレイシーなどの一戦で人気を集める一大イベントに成長。
だが、00年から放送してきたフジテレビに昨年6月契約解除され、番組打ち切りとイベントから完全撤退された。
年間十数億円とも言われる興行権料、放映権料などの収入源とともに大きな母体を失った後もイベントを存続させていたが、
かねてからの選手の高額ファイトマネーなどがかさみ、ついに力尽きた。
関係者によれば、会見ではUFCとPRIDEの「提携」が発表されるようだが、実質的にはUFCに完全に吸収されるという。
主催会社DSE(ドリームステージエンターテインメント)の榊原信行社長は退任。DSEは事実上清算され、
UFC直系の新会社が設立される見込みという。「PRIDE」の看板が消滅するかどうかは不明だが、
4月8日の「PRIDE34」(さいたまスーパーアリーナ)がDSE主催の最後の興行になりそうだ。
DSEはこの日、公式サイトで「重大発表公開記者会見」の開催を発表。
「ファンの方々、マスコミ・関係者の皆様方に向けてPRIDE史上最大の発表を行います」と予告しているが、
内容については触れていなかった。
スポーツ報知
http://hochi.yomiuri.co.jp/battle/fight/news/20070324-OHT1T00100.htm 日刊スポーツ
http://www.nikkansports.com/battle/p-bt-tp0-20070325-174716.html