【不妊治療】普通の30代夫婦が共働きしたら軽く650万円超えるよね。
私はこの2年半、不妊治療を受けています。去年、仕事との両立が困難になり、
退職して治療に専念することにしました。しかし、治療費は高額で、このまま治療を受け続けるには限界があります。
東京都の不妊治療の助成金を申請しようとしたものの、夫婦の所得合計が助成対象である「650万円未満」を
わずかに超えてしまい、申請を断念しました。助成金は年間で最高10万年です。高額な治療費に比べれば
焼け石に水ですが、少しでも補助があればありがたいのも事実。
それなのに、この所得制限は少し厳しすぎるのでは無いでしょうか。
「650万円未満」は、普通の30代夫婦が共働きをしたら、軽く超えてしまう金額です。
この制度では、専業主婦の家庭か、所得の少ない若い夫婦しか助成を受けられないと思います。
助成対象の所得しかない夫婦では、そもそも治療を受け続けることは経済的に難しいのではないでしょうか。
少子化問題が叫ばれているにもかかわらず、国や都はこうした現状を把握していないのではないか、
と実感しました。
これでは、経済的理由で治療を断念する夫婦が増えても仕方ないと思います。
2007/3/24 読売新聞より
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