アニメアワード:「時をかける少女」が6冠 ハルヒ、デスノ、コードギアスも
優れたアニメ作品やクリエーターを選ぶ「東京アニメアワード」の表彰式が22日、東京ビッグサイトで
開幕した「東京国際アニメフェア2007」であり、最優秀賞の「アニメーションオブザイヤー」に、劇場版
アニメ「時をかける少女」(細田守監督)が受賞。監督賞、原作賞など5つの部門賞も獲得し、
6冠を手にした。
同賞は、過去1年間に国内で放送や販売されたアニメ作品から優れた作品を選定する「ノミネート作品」
部門と、一般からの「公募作品」の2部門で審査。「時をかける少女」は、ノミネート作品部門で脚本賞や
美術賞、キャラクターデザイン賞も受賞した。
細田監督は「アニメは一人ではできないもので、素晴らしい原作に脚本、素敵なキャラクターデザイン
があったから」と喜びを語った。原作賞の贈呈では、SF作家の筒井康隆さんが登場、「42年前の作品
で賞をもらうとは夢にも思わなかった。この作品はよく稼いでくれる“孝行娘”です」とジョーク交じりで
スピーチした。
また、優秀作品賞は、テレビ部門が「涼宮ハルヒの憂鬱」「デスノート」「コードギアス 反逆のルルーシュ」、
劇場映画部門が「あらしのよるに」「パプリカ」、オリジナルビデオ部門が「トップをねらえ2!」「FREEDOM」、
海外劇場部門に「カーズ」は受賞。声優賞は「涼宮ハルヒ」の平野綾さんが選ばれた。17カ国217作品の
応募があった公募部門のグランプリは、カナダのアニメーター、ハウィ・シアさんの「Flutter」だった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070323-00000000-maia-ent 第6回東京アニメアワード 受賞作品
http://www.tokyoanime.jp/ja/award/prize_list.html