フジッコ、カスピ海ヨーグルトのアトピー性皮膚炎に対する改善効果を動物実験により確認
フジッコは、カスピ海ヨーグルトのアトピー性皮膚炎に対する改善効果を動物実験によって確認したことを発表した。
カスピ海と黒海に挟まれたコーカサス地方に伝わる伝統的な食品のひとつに、独特の粘りが特徴的な牛乳発酵物があるという。
この発酵食品は京都大学名誉教授の家森幸男先生がWHO(世界保健機構)の協力のもとに行った食と健康に関する
世界的な調査において最も注目された長寿食のひとつで、日本では「カスピ海ヨーグルト」として知られている。
フジッコでは、これまでに家森先生の指導のもと、この粘りのある牛乳発酵物を
作る乳酸菌Lactococcus lactis subsp. cremoris FC株(ラクトコッカスラクティスサブスピーシズクレモリスエフシー株:クレモリスFC株)の分離を行い、
家庭で安全に植え継ぐ事ができる種菌の開発やそれを用いた製品開発を行ってきた。
また、いろいろな研究機関と協力して、クレモリスFC 株牛乳発酵物の生理作用に関する研究を行い、
整腸作用や粘りの成分である粘性多糖の精神的ストレスによる肌障害に対する予防、改善効果を明らかにしてきた。
後略
http://www.mylifenote.net/003/post_1055.html