東京都知事選(22日告示、4月8日投開票)に出馬表明しているタレントの桜金造氏(50)が都庁内で出馬会見。
22日告示の第一声に、元相棒でタレントのあご勇氏(49)を招き、「アゴ&キンゾー」を20年ぶりに再結成するプランを明かした。
都庁内で記者会見した金造氏は「私は石原さんに勝ちたいと思います」と宣戦布告。
ところが、勝算を聞かれ「ないです」と潔く?答え、会見場は笑いに包まれた。
「4人の中に私が言うような政策をするなら立候補はしなかった」という金造氏。
「生活保護の申請は、すべて受け付ける」などの福祉政策を世に問うため、
貯金を切り崩して確保した供託金300万円をドブに捨てる覚悟だ。
「パチンコに負けた帰りに、近所だったので聞きに行った」という15日の公開討論会で、
4候補の政策に疑問を抱いて翌朝には出馬を決意。「朝、風呂に入ったときに、
心の扉がトントンとたたく音がして、フリーズからプリーズになり、そしてブリーフをはいたわけです」と
出馬前の浅野氏のフレーズをパロディー化し、心境を語った。
事前に相談したのは19年前に離婚した元妻や電車内で偶然会ったお笑いコンビ「エレキコミック」ら5人。
会見前日の18日には、自宅に押しかけてきた盟友のあご氏からは「何が目的なんだ」と説教されたという。
金造氏は、公明党の支持母体である創価学会の会員だが「党や団体の支援だけでは勝てない。
都民皆さんの全面的な協力が必要」と語った。学会にも党にも「仁義は通しておらず」ということで支援は要請せず、
無所属で出馬するが「あとで一言いっておかないと」と事後報告はするつもりだ。
続く
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20070320-OHT1T00060.htm