ハイド「もっとも重要なのはフィニッシュすること」

このオフ、テストで好タイムを叩き出し、チャンピオン争いのダークホースと目されている
BMWザウバーF1チーム。現地時間（以下、現地時間）9日、間近に迫った開幕戦オースト
ラリアGP（3月18日決勝）を前に、プレスリリースを通じてニック・ハイドフェルドとロバート・
クビサの両ドライバーが抱負を語っている。

BMWザウバーは新体制1年目の昨シーズン、周囲の予想を上回るコンストラクターズ5位と
健闘。今シーズンは新車“F1.07”を擁して昨年以上のレースで表彰台圏内でフィニッシュし、
上位チームとのポイント差をさらに縮めることを目指している。

開幕戦に向けてN.ハイドフェルドは「オーストラリアは、F1カレンダーの中でも僕が好きな国
なんだ。僕はテストが行なわれたバーレーンから、時差や気候に慣れるため直接空路で家
族と一緒にオーストラリアに入っている。アルバートパーク・サーキットはドライビングが楽しい
けど、ドライバーには一つのことが求められる。常設コースじゃないから週末の走り始めは
あまりグリップしないんだ。だから、マシンは金曜日にコース上でより多くの時間を過ごすことに
なるし、そうすればすぐにラバーがアスファルトに付くだろう。僕らはテストでかなり速かったけど、
不運にもあまり信頼性はなかったから、僕らにとって開幕戦でもっとも重要なのはフィニッシュ
することなんだ」と意気込みを語った。

http://www.carview.co.jp/news/0/32921/