CIA長官、来日し外相と意見交換へ イラク副大統領とも接触か
米国のヘイデン中央情報局(CIA)長官が21日から数日間の日程で来日し、
麻生太郎外相と北朝鮮、イラク情勢などをめぐり意見交換することが16日、
分かった。
麻生外相はヘイデン長官との会談で、7月に期限切れとなるイラク復興支援
特別措置法改正案の今月中の国会提出を念頭に、イラクの治安情勢につい
て意見交換する。
政府は、ヘイデン長官の提供情報を基に、イラク特措法改正案の国会提出を
最終決断する方針。
一方、ヘイデン長官と同じ21日、イラクのタリク・ハシミ副大統領(スンニ派)も
来日する。4月には、イラク国内でスンニ派と対立を深めるシーア派のマリキ
首相の来日も予定されており、政府としては、イラク国内主要両派の首脳から
航空自衛隊の輸送活動への評価を受けるねらいがある。
政府はヘイデン長官とハシミ氏が日本国内で接触する可能性についても注目
している。
(2007/03/17 02:14)
産経新聞
http://www.sankei.co.jp/seiji/seisaku/070317/ssk070317001.htm