金子安次「わたしは同僚たちと駐屯地近くの村を回り、女性たちを拉致した」 慰安婦強制連行は事実
【社説】元日本軍兵士の証言と、安倍首相のうそ
第2次世界大戦の際に中国山東省で機関銃射手として従軍した元日本軍兵士、金子安次さんは10日、
テレビ東京のインタビューに応じ、「わたしは同僚たちと駐屯地近くの村を回り、女性たちを拉致した」とし、
日本軍が強制的に慰安婦を動員した事実があったことを証言した。これは日本軍の慰安婦動員に政府
機関による介入があったことを認めないとしている安倍首相の発言に、真っ向から反論するものだ。
金子さんは「当時、慰安婦らは悲惨な状況にあった。われわれが行ったことは否定できない」とすると
ともに、「強制性の有無を論じるのはおかしな話であり、日本政府は1日も早く心からの謝罪を行い、ざん
げすべきだ」と語った。
日本政府が歴史的事実を否定することで始まった過去史論争は、米国でも大きな波紋を呼んでいる。
シーファー駐日米国大使は9日、「日本の一部の指導者たちはこの問題を過小評価している」と語った。
それに先立ちニューヨーク・タイムズは「日本が明白な歴史的事実を否定することによって、痛ましい記
憶を持つ被害女性たちを再度苦しめている」と指摘した。またロサンゼルス・タイムズも「安倍首相は、歴
史に逆らう日本の右翼勢力のおぞましい姿勢に迎合している」とし、「天皇が直接謝罪することによって問
題の解決を図るべきだ」と指摘した。
(以下はソースで)
http://news.livedoor.com/article/detail/3069354/