岩手一蘭会(佐藤久信会長)の「第10回春蘭(しゅんらん)展」が10日、一関市田村町の
世嬉の一酒造で始まり、珍しい品種を展示している=写真11日まで。
愛好家らが持ち寄った蘭は、春に野山に咲く野生種。品種名があるのは約300種、
名が付いていないものだと種類は無数だという。展示場には、黄色い花を咲かせるがまだ
品種名がない蘭や、真っ白な花をつける「素心」のほか、花をつけずに硬くて厚い葉で成長
を観察する「羅紗(らしゃ)」、紅の茎が特徴の「紫花」など約100点が並んだ。
佐藤会長は「変わったものが出てくるのがこの展示会の魅力」と話している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070311-00000256-mailo-l03