八代英太氏:公募候補からも漏れる 自民・参院山梨選挙区
自民党は9日、夏の参院選山梨選挙区(改選数1)の候補者公募に関する選考委員会を開き、新人の会社社長、
入倉要氏(41)を選出した。12日の選対小委員会で公認が認められる見通し。公募には郵政造反落選組の
八代英太元郵政相も応募、同日の面接も受けたが選に漏れ、復党が認められた衛藤晟一氏と明暗を分けた。
選考委員会は谷津義男選対総局長、石原伸晃幹事長代理、山下実山梨県連会長(県議)ら14人で構成。
38人の応募者を書類選考で数人に絞って面接した。八代氏は毎日新聞の取材に「厳粛に受け止めたい。こうなることは
予感していたので驚いていない」と語った。
八代氏は郵政民営化に反対し、05年衆院選で東京12区から無所属で立候補したが落選。公募で選ばれれば、
事実上の復党となるところだったが、安倍晋三首相と親しい衛藤氏の復党が認められた一方で八代氏は門前払い
される形となり、党内に不公平感も生まれそうだ。【田中成之】
毎日新聞 2007年3月9日 22時23分
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20070310k0000m010131000c.html?in=rssw