NTTドコモは6日、高齢者向け携帯電話「らくらくホン」シリ
ーズの新端末として、通話とメール、インターネット接続(iモー
ド)の基本機能に特化した「らくらくホン ベーシック」(富士通
製)を4月に発売すると発表した。価格はオープンだが、店頭での
実勢価格は1万円台前半となる見込み。
電話の着信時やメール受信時に「○○さんから電話です」といっ
た発信者、送信者の名前を読み上げる機能を付けた。またメールの
返信を定型文から選ぶだけで返信ができたり、通話相手の声の速さ
を実際よりゆっくりに変換する話速変換技術を搭載。周囲の騒音レ
ベルを感知して自動的に音量を調節する機能など、高齢者が携帯電
話利用で感じる不便さを解消した。
携帯電話とPHSの契約は1億件を突破するなど市場は飽和感が
強まっている。しかし50歳以上では47%の人が携帯電話を使っ
ていない。
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