Adobe Readerなどに情報漏洩の脆弱性
Adobe ReaderとAcrobatにシステム情報や重要情報の漏洩を招く恐れのある脆弱性が
報告された。
セキュリティ企業Secuniaのアドバイザリーによると、PDFファイルの「file://」URL処理に
問題がある。悪用されるとシステム上の任意のファイルが読み取られ、攻撃者に送られて
しまう恐れがある。
悪用するためには、ユーザーを騙してローカルでPDFファイルを開かせる必要があり、
Secuniaのリスク評価は5段階で下から2番目に低い「Less critical」となっている。
この問題は、Adobe ReaderとAdobe Acrobat Professionalのバージョン8.0.0で確認された。
それ以前のバージョンも影響を受ける可能性があるという。
Adobeからのパッチはリリースされておらず、信頼できないPDFファイルは開かないことが望ましい。
ソース
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0703/07/news034.html