「北海道教組は“抵抗勢力”」自民チーム、国会でも取り上げへ
自民党の北海道教職員組合問題プロジェクトチーム(座長・宮路和明衆院議員)は6日、
北教組が道教育委員会が実施したいじめアンケートへ協力を拒否した問題について、
道教委から経緯や対応を聞き取り調査した。宮路座長は調査の冒頭「教育再生に取り組んで
いく上で“抵抗勢力”は排除しなければならない」と述べ、北教組の対応を批判した。
プロジェクトチームは実際にいじめアンケートの配布拒否があった小樽市教委からも聴取。
宮路氏は調査後の記者会見で同問題を今国会で取り上げていく考えを示した。
道教委は昨年12月、滝川市のいじめ問題を受け、公立の小中高校生ら約42万人を対象に
一斉アンケートを実施。北教組は「いじめへの対応は日々現場で取り組んでいる」として配布、
回収などの協力を拒むよう支部などに指示した。
今回の自民党の調査について北教組は同日、「教育現場への政治介入であり、到底容認
できない」と強く批判した。
http://www.sankei.co.jp/seiji/seisaku/070306/ssk070306003.htm