★依頼470★
http://www.sankei.co.jp/sports/baseball/070305/bbl070305006.htm 昨夏の全国高校野球選手権で甲子園のヒーローとなった東京・早実高の斎藤佑樹投手の
「狂騒曲」がボルテージを上げている。入学が決まっている早大の野球部が沖縄・浦添で
キャンプをスタートし、参加した「ハンカチ王子」目当てにメディア、ファンが殺到。大
学球界に誕生したアイドルの一挙手一投足に視線が集まった。
10人が100倍に
「例年、10人ぐらいしかいなかったから、びっくりした」。早大の応武篤良監督は斎
藤人気にあらためて目を丸くした。4日の初日。早大がキャンプを張る浦添市民球場には
1000人近い観客が集まった。5日は雨にもかかわらず約50人のファンが見つめた。
同球場には早大の前にプロ野球ヤクルトがキャンプを張ったが、ファンに著しい違いがあ
る。年配の女性が目立つ。
訪れた浦添市の主婦はこう言った。「野球にはまったく興味がない。ヤクルトのキャン
プも見たことがない。斎藤君を見るためだけに来た」
泥にまみれる甲子園。ハンカチで汗をふくしぐさで人気に火が付いた斎藤をひと目見よ
うとカメラ片手に待ち受ける。「ヨン様」ブームの再現のようで、それを象徴するように、
取材には複数の女性週刊誌も。「週刊女性」は韓流スター担当の女性記者を専属の“佑ち
ゃん番”として沖縄まで派遣。「韓流スターもいいが佑ちゃんもいい」と読者の心情を代
弁する。