海洋研究開発機構と大阪大学は1日、超高層建築物の新たな耐震性能評価技術の確立を目指して
共同研究契約を締結したと発表した。地震により発生する長周期振動などが、
地盤から杭(くい)基礎を介して超高層建築物へどのように影響を与えるかを明らかにする。
大阪大学は地盤および超高層建築物の構造を考慮した揺れのシミュレーションと耐震性能評価の
計算力学手法の研究を行う。一方、海洋機構は高速、高精度のスーパーコンピューター
「地球シミュレータ」を活用し、海洋機構地球シミュレータセンターで開発中の
連結階層シミュレーション技術を応用。破壊や磨耗現象をより正確に表現する新たなモデルの
開発も目指すとしている。
ソース:
ttp://www.ipnext.jp/news/index.php?id=941