ばんえい競馬のレースに、「○○結婚記念」などと冠名が自由に付けられる個人協賛が人気だ。
料金は一レース一万円で、表彰式に出席できるなど馬主気分も味わえる。
本年度の応募は三日現在、百四十四レース。
ばんえい競馬の昨年末の存廃騒動で、全国的な知名度が高まってから急増した。
新年度から単独開催する帯広市は、個人協賛を継続する方針。
個人協賛は○五年十二月、人気回復策の一環として導入され、初年度は十四レースが行われた。
本年度は十一月まで毎月十レース程度だったが、存廃問題が持ち上がった十二月は二十レースに増加、
その後も一月が二十七レース、二月も十九レースと好調だ。
レースの冠名は、出走表や競馬新聞に掲載され、協賛金の一万円は勝利騎手などに
副賞として贈られる。協賛者は表彰式出席のほか、優勝した馬や騎手との記念撮影ができる。
結婚記念日や誕生日、個人名を冠したレースが多いが、「ガンバレばんえい記念」など
競馬を応援する冠名も。道内よりも本州からの応募が目立つという。
騎手や調教師でつくる調騎会の服部義幸会長は
「調教師や騎手への報償費が削減される中、励みになる企画」と話す。
個人協賛は企業協賛が付いていないレースが対象。
申し込みは希望レースの十五日前までに競馬を運営する北海道市営競馬組合へ。
本年度のレースは帯広競馬場で二十六日まで。
北海道新聞
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20070304&j=0044&k=200703039958 ばんえい競馬レース個人協賛募集のご案内
http://www.banei-keiba.or.jp/information/kyousan-kojin.htm