トルコと友好関係続く、トルコ軍艦遭難時に住民が手厚い看護
串本町の古座町史編さん委員会は、1890年にトルコ軍艦エルトゥ
ールル号が大島村(現串本町)で遭難時、対岸の田原村(現串本町)
が周辺自治体や県などとやりとりした公文書の原本を発見した。委員
会協力委員で、昨年2月にコピーを使って解読翻刻した古座古文書研
究会の谷口哲夫さん(75)は「当時の出来事の証拠になる貴重な資料」
と話している。
当時、来日していたトルコ将校らが「エ」号で横浜港から帰国途中、
嵐に遭い、串本町樫野沖で座礁して沈没。600人近くが死亡したが、
69人が住民の手厚い看護で助かったことから友好が続いている。
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