女の論理―“蒸し返し論” Part.2

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1 ハンター(新潟県)
今日のデートでケンカをすると、なぜか半年前の過ちまで蒸し返して怒り出してしまった彼女。
「あれ、あの件は許してくれたんじゃなかったの?」――そんな疑問を抱いたことのある男性は多いと思います。

例えば、話題のレストランへ彼女を連れて行ってみたのはいいけれど、長い行列ができていて、
お店の人から「1時間ほどお待ちいただくことになりますが……」と言われてしまった。

自分としては、スカートにハイヒール姿の彼女を寒空の下で1時間も並ばせるくらいなら、
さっさと違う店へ行って早く温かいものを食べてもらいたいと思う。
もちろん、自分だってハラペコだし、さっさと違う店に行った方がいいと判断した。
それで彼女に、「別の店に行こうか?」といって歩き始めると、後からついてきた彼女は妙に不機嫌。そして、

「っていうか、前々からあそこに行くって約束してなかった?」……(1)
 「え?」
 「いっつもそうなんだもん。前もそうだったじゃん」……(2)
 「前って何だよ?」
 「前に、こういうふうになって、結局いつも行ってる居酒屋でごはん食べたことあったでしょう」……(3)
 「はあ? なんでそこでその話が出てくるわけ?」
 「もうやだ。私の口の中はもう『イタリアンを食べる!』っていうふうになってたのに」
 「じゃあ、1時間並ぶ?」
 「もういいよ。並びたくないんでしょ」……(4)
 「はあ? わかった。今から戻って並ぼう」
 「もういいって、行ったり来たり恥ずかしいもん。結局、ぜんぜんやさしさとかがないんだよね、私に対して」……(5)
 「え? あの店が混んでたのは、オレがやさしくないせいなわけ? ホント、意味わかんないよ」

男性の皆さんからすると、いったい彼女は何が不満なんだかワケがわからん……と、
疑問に思える会話でしょうし、また、ハラも立つことでしょう。
http://www.nikkeibp.co.jp/news/biz07q1/526957/