他人のパスワードを無断で使い、インターネット上のサイトなどに侵入したとして、
全国の警察が2006年に不正アクセス禁止法違反容疑で摘発した事件は、
前年に比べ2・5倍の703件だったことが22日、警察庁のまとめで分かった。
統計を取り始めた2000年以降で最多。
情報技術を悪用するサイバー犯罪全体の摘発も、前年に比べ約1300件多い4425件で過去最多を更新した。
オークション詐欺や18歳未満が性的被害に遭うケースが目立っている。
警察庁は「インターネットの利用形態が広がり、サイバー犯罪は今後も増えるだろう」と分析している。
他人のパスワードなどを使って不正アクセスした先をみると、ネットオークションが394件で全体の56%。
若年層で人気が高まっているオンラインゲームは223件で前年の約5倍だった。
http://www.47news.jp/CN/200702/CN2007022201000196.html