★YouTubeに関する利用実態調査、違法投稿の問題なしとの考え8割弱
メディアインタラクティブは20日、「YouTubeに関する利用実態調査」の結果を発表した。視聴する
コンテンツは日本のテレビ番組が全体の6割以上で、視聴経験者のうち8割弱は違法投稿などの
問題はないと考えていることがわかった。
調査は、メディアインタラクティブが運営するアンケートサイト「アイリサーチ」のモニターに対し、
オンラインアンケートを実施。期間は2月1日から2日で、18歳以上の男女2,186名から回答を得た。
調査結果によると、YouTubeの視聴経験者は全体の36.9%で、「名前や内容は知っているが視聴
したことはない」の11.1%を加えると、認知率は48%に達する。認知経路は、「友人・知人・家族など
から聞いた」が21.2%で最も多く、さらに、YouTubeのことを「人に教えたり話題にしたことがある」は
69.8%に上ることから、口コミでの話題性が高いといえる。
YouTubeで視聴しているコンテンツを複数回答で尋ねたところ、「日本のテレビ番組」が62.7%で
最も多い。次に、「ホームビデオなどで撮られた一般の人からの作品」50.1%、「日本の音楽プロ
モーションビデオ」35.6%など。これらは、単数回答でも同様の順番となった。
YouTubeの魅力については、「一般の人からの作品が視聴できること」が41.1%でトップ。次に、
「日本のテレビ番組やCMが視聴できること」36.9%、「見逃したテレビ番組が視聴できること」33.6%
などが多く挙げられた。
YouTubeに対する考えでは、「個人が楽しむ分には問題ないサイトだと思う」が70.9%を占め、
「特に問題のないサイトだと思う」の6.3%を加えると、8割弱のユーザーが違法投稿などの問題は
ないと考えている。一方、「著作権侵害など問題のあるサイトだと思う」は18.2%にとどまった。
インプレス 2007/02/20 20:40 (図表は元記事でご覧ください)
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2007/02/20/14838.html