愛知川下流右岸(彦根市)の河川敷に広がる河畔林を住民の手で協力し合って整備しようと
「愛知川右岸河畔林の会」が3月に発足する。事務局の県湖東地域振興局は参加者を募集している。
河畔林は動植物の生育や洪水時の堤防防護などさまざまな機能を持つが、
約30ヘクタールと広大で管理が行き届かず、枯れ竹が密生して不法投棄が多発。
洪水時に流れを妨げる原因になってきた。県は2005年度から地元代表や有識者らでつくる協議会を設置し、
管理について検討を重ねてきた。
「河畔林の会」は、協議会を発展的に解消。住民らに幅広く参加してもらい、
枯れ竹の間伐や竹材の活用方法の検討、環境学習などに取り組む。
3月10日午後1時30分から同市本庄町の本庄公会堂で発足会を開き、現地見学もする。
入会の申し込みは、はがきに住所、氏名、年齢、電話番号を書き、今月23日必着で、
〒522 0071 彦根市元町4の1 県湖東地域振興局河川砂防課「愛知川右岸河畔林の会メンバー募集」係に郵送する。
問い合わせは、同課=電0749(27)2248=へ。 (築山栄太郎)
北陸中日新聞
http://www.hokuriku.chunichi.co.jp/00/sga/20070220/lcl_____sga_____007.shtml