「汚れつちまつた悲しみに」中原中也 生誕100年

山口市は、同市出身の詩人中原中也（1907―37年）の生誕100年の節目となる今年、４月29日の誕生日を中心に記念行事を集中的に開く。
19日に発表した新年度一般会計当初予算案に、実行委員会への補助金など関連事業費2930万円を計上した。生誕100年祭オープニングイベントとして
４月８日、湯田温泉の生家跡にある中原中也記念館前庭でコンサートを企画している。

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200702200050.html
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn20070220005001.jpg

http://www3.ocn.ne.jp/~soleil25/tripN6.htm

イケメンか

何言ってるかよく分からんがレイプされたっぽいな

詩が理解できない
何がおもしろいんだ？

ニート詩！偉大なニート詩人！

小林秀雄に女を取られた人だね

ゆあーん　ゆよーん　ゆあゆよーん

おじやうさん、かうひいを、いつぱい、いただけますかな？

バトルロワイヤル？

とかいうヤツ↓

茶色い戦争がありました

ほらほら、ごらん　これが僕のちんこだよ

芥川と並ぶイケメン

春日狂想が好き
っていうかそれしか知らない

犬山犬子

今日の中村中スレはここか



宮沢賢治に帽子かぶすと中也にならね？

友川かずきは出ないのか？

なかはらまさや

男塾

>>15
なるなｗ

欲しいものは〜　欲しいと言え〜

ってやつだな！知ってる！！

ああおまへはなにをしてきたのだと　吹き来る風が私に云ふ

自分をランボーの生まれ変わりと信じてた痛い人だよね？

なんと言われようと俺は好きだ

屠殺所に　死んでゆく牛は　モーと啼いた

とかちつくちた悲しみに

田の中にテニスコートがありますかい？
春風です

よろこびやがれ凡俗！
名詞の換言で日が暮れよう

アスフアルトの上は凡人がゆく
顔 顔 顔
石版刷りのポスターに
木履の音は這い込まう

汚れ膣待つた

谷川俊太郎なんか目じゃないくらいの変態詩人

一世風靡

>>1
「っ」も入力できないってアホか？xtuで出るぞ

三上博史がやってたドラマのDVDって出てないのかな

お前ら詩にも興味があったんだな　意外にも

ソイヤソイヤ！　アニキの汚れっちまったお布団ソイヤッサ！！

今日の男塾スレはここだな

こいつの詩集は読んだこと無いが一遍だけ心に残ってる詩があるな
夏休みに鈍行列車で旅行していた時に拾った週刊誌に載っていた詩
日本で最初にビールがこの詩に登場したと紹介されていた


渓流で冷やされたビールは、
青春のやうに悲しかつた。
峰を仰いで僕は、
泣き入るやうに飲んだ。

ビショビショに濡れて、とれさうになつてゐるレッテルも、
青春のやうに悲しかつた。
しかしみんなは、「実にいい」とばかり云つた。
僕も実は、さう云つたのだが。

湿つた苔も泡立つ水も、
日蔭も岩も悲しかつた。
やがてみんなは飲む手をやめた。
ビールはまだ、渓流の中で冷やされてゐた。

水を透かして瓶の机へをみてゐると、
僕はもう、此の上歩きたいなぞとは思はなかつた。
独り失敬して、宿に行つて、
女中と話をした。

『なんでもおまんこ』　谷川俊太郎

なんでもおまんこなんだよ

あっちに見えてるうぶ毛の生えた丘だってそうだよ

やれたらやりてえんだよ

おれ空に背がとどくほどでっかくなれねえかな

すっぱだかの巨人だよ

でもそうなったら空とやっちゃうかもしれねえな
（以下省略）

>>28
男の子のマーチﾜﾛﾀ

>>35
これはいいなぁ
おもしろい

改蔵を思い出したのは俺だけでいい

>>35
いいな…

汚れつちまつた悲しみに 今日も小雪の降りかかる 汚れつちまつた悲しみに 今日も風さへ吹き過ぎる

↑この詩と↓この詩がいつもかぶるのは俺だけ？

太郎を眠らせ，太郎の屋根に雪降りつむ. 次郎を眠らせ，次郎の屋根に雪降りつむ. 三好 達治

頭を、ボーズにしてやらう
囚人刈りにしてやらう
ハモニカを吹かう
植民地向きの、気軽さになつてやらう
荷物を忘れて、
引き越しをしてやらう

Anywhere out of the world
池の中に跳び込んでやらう

車夫にならう
債券が当つた車夫のやうに走らう
貯金帳を振り廻して、
永遠に走らう
奥さん達が笑ふだらう
歯が抜ける程笑ふだらう

Anywhere out of the world
真面目臭ってゐられるかい。

>>35
うーむ
いい意味で空虚な感じのする詩だな

男塾スレはここですか？

>>37
詩のボクシングでねじめ正一と対戦した時に、朗々と詠んてたぜ
｢飛べー！　飛べー！｣とか言ってｗ

ねじめ正一も80年代前半は生粋の現代詩作家だったからねえ
食えないから文章書いたら当たったって辺りが悲しいｗ

桃色サバスだったかの
「ゲストの中○○也さんです」
「中原中也さんですか？」
「違います」
はちょっとﾜﾗﾀ

南無ダダ が好き

>>35
佐野元春っぽいよな

>>35
意味が分からん
ビール飲んで女と話したってだけじゃんｗ

ホラホラ、これが僕の骨だ、
生きてゐた時の苦労にみちた
あのけがらはしい肉を破つて、
しらじらと雨に洗はれ、
ヌックと出た、骨の尖（さき）。

それは光沢もない、
ただいたづらにしらじらと、
雨を吸収する、
風に吹かれる、
幾分空を反映する。
生きてゐた時に、
これが食堂の雑踏の中に、
坐つてゐたこともある、
みつばのおしたしを食つたこともある、
と思へばなんとも可笑（をか）しい。

ホラホラ、これが僕の骨――
見てゐるのは僕？　可笑しなことだ。
霊魂はあとに残つて、
また骨の処にやつて来て、
見てゐるのかしら？
故郷（ふるさと）の小川のへりに、
半ばは枯れた草に立つて、
見てゐるのは、――僕？
恰度（ちやうど）立札ほどの高さに、
骨はしらじらととんがつてゐる。

男塾の歌ってこれが元ネタだったのか

心がブッ壊れた

　　　　 .|;. | ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ.||　 || 　||
　 　 　. | .:|⌒ﾟ⌒ﾟ⌒ﾟ⌒ﾟ⌒ﾟ⌒ﾟ⌒ﾟ⌒||==||==||==
　 　 . . .|. i|　　ﾟ　o　　　　　゜ 　 。　 ||＿||＿||＿
　　. .:.:.::|;. |　。　　　゜　ﾟ　o 　 　 　　||￣||￣||￣
　. . .:.:::::|l i| ｡　　゜ 　 ﾟ　｡　　　o　 .　||==||==||==
. . .:.:::::::::! .,!　　　　　.　 　 。　　 　 。||＿||＿||＿　
.:.:.::::::::::::| ;i|　　　ﾟ　。　o　　　　｡　　 ||￣||￣||￣
:::::::::::::::::|　|　ﾟ　　o　　　　　゜ 　　 　 ||==||==||==
:::::::::::::::::|　|＿＿＿＿ ∧∧ ＿＿___.||￣￣￣￣
;;;;;;;;;;;;;;;;;|;i |三二三ﾆ.:/⌒ヽ) ニ三ニ||＿＿＿＿
::::::::::::::::::::: 　　　　〜（＿__） 　　 .:.::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::　　　　　　.:::::::::: 　　　　 今日も小雪の降りかかる …

汚れちまった悲しみにってさ



童貞失った事に対しての詩かと思ってた

なんぼのもんじゃーい！

>>42
>>50
気取った感じがあるけどなかなかおもしろいな
詩もいいもんだなぁ

秋の夜は、はるかの彼方に、
小石ばかりの、河原があつて、
それに陽は、さらさらと
さらさらと射してゐるのでありました。

陽といつても、まるでけい硅石か何かのやうで、
非常な固体の粉末のやうで、
さればこそ、さらさらと
かすかな音を立ててもゐるのでした。

さて小石の上に、今しも一つの蝶がとまり、
淡い、それでゐてくつきりとした
影を落としてゐるのでした。

やがてその蝶がみえなくなると、いつのまにか、
今迄流れてもゐなかつた川床に、水は
さらさらと、さらさらと流れてゐるのでありました……

こんな顔してたら苦労もクソも無いな
http://www.chuyakan.jp/nts/top_02.gif

さよなら、さよなら！
　　いろいろお世話になりました
　　いろいろお世話になりましたねえ
　　いろいろお世話になりました

さよなら、さよなら！
　　こんなに良いお天気の日に
　　お別れしてゆくのかと思ふとほんとに辛い
　　こんなに良いお天気の日に

さよなら、さよなら！
　　僕、午睡（ひるね）の夢から覚めてみると
　　みなさん家を空（あ）けておいでだつた
　　あの時を妙に思ひ出します

さよなら、さよなら！
　　そして明日（あした）の今頃は
　　長の年月見馴れてる
　　故郷の土をば見てゐるのです

さよなら、さよなら！
　　あなたはそんなにパラソルを振る
　　僕にはあんまり眩（まぶ）しいのです
　　あなたはそんなにパラソルを振る

さよなら、さよなら！
さよなら、さよなら！

海にゐるのは　あれは人魚ではないのです

なにをしても一人なんだな

　　　　　　　　みつお

>>50
これはつまらん
こんな駄文読むより月姫とかfateやれよ
こんなので面白いとか言ってるおまえらならめちゃめちゃ感動するぜ

僕、午睡から覚めてみると、
みなさん、家を空けてをられた
　あの時を、妙に、思ひ出します

　日向ぼつこをしながらに、
爪（つめ）摘んだ時のことも思ひ出します、
　みんな、みんな、思ひ出します

芝庭のことも、思ひ出します
　薄い陽の、物音のない昼下り
あの日、栗を食べたことも、思ひ出します

干された飯櫃（おひつ）がよく乾き
裏山に、烏（からす）が呑気（のんき）に啼（な）いてゐた
あゝ、あのときのこと、あのときのこと……

　僕はなんでも思ひ出します
僕はなんでも思ひ出します
　でも、わけて思ひ出すことは

わけても思ひ出すことは……
――いいえ、もうもう云へません
決して、それは、云はないでせう

>>59
これ好きだったな

今時詩なんて
　　　　気取った中二の
かまってちゃんくらいしか
　　　　書かないだらうね

>>62
お前さっきから全然つれてないじゃん
もっと頑張れ

月の光が照っていた
月の光が照っていた
お庭の隅の草むらに
隠れているのは死んだ子だ

>>66
うはｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗバカが一匹釣れたｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗうあえｗふあえｗっうぇ

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
/////////////// ///////////////
////////////// ///////////////
///////////// ///////////////
//////////// ///////////////
/////////// ///////////////
　　　　　　　　　　　　<(・w・)>＜この時代何がはやるんだ…と思うから
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
////////////////////　　　（＠ｗ＠）＜いいセリフかも…　　//////////
/////////////////////////////////////////////////////////////////
/////////////////////////////////////////////////////////////////
えっ…

言葉なき歌が好きです＞＜

つってこんなだっけ？

>>68
なんだよ応援してやってるのに
ひどいやつだな

ありが
蝶の羽根をひいていく

ああ
ヨットのようだ

詩って売れないんだろ
こないだＶＩＰの姉ちゃん詩集が話題になったくらいだもん

母さん　ぼくのあの麦わら帽子　どうしたでせうね

月夜の浜辺

月夜の晩に、ボタンが一つ
波打際に、落ちてゐた。

それを拾つて、役立てようと
僕は思つたわけでもないが
なぜだかそれを捨てるに忍びず
僕はそれを、袂（たもと）に入れた。

月夜の晩に、ボタンが一つ
波打際に、落ちてゐた。

それを拾つて、役立てようと
僕は思つたわけでもないが
　　　月に向つてそれは抛（はふ）れず
　　　浪に向つてそれは抛れず
僕はそれを、袂に入れた。

月夜の晩に、拾つたボタンは
指先に沁（し）み、心に沁みた。

月夜の晩に、拾つたボタンは
どうしてそれが、捨てられようか？

２ちゃんも多分１００年後はやけにセンチメンタルな全時代の遺物に見える

小林秀雄とイケメンぶりでは互角だったのに
女取られたのは学歴の差だな

>>35
> 女中と話をした。

この展開が印象深く　心に残った
これいいなぁ

思えば遠く来たもんだ
十二の冬のあの夕べ
港の空に鳴り響いた
汽笛の湯気は今何処

>>75
されは、西条八十の｢帽子｣ですよ
ﾏﾏｰ ﾄﾞﾕﾘﾒﾝﾊﾞｧｰですよ

酔っぱらうたびに
おれは窓からラジオを投げつづけた
そしてラジオは屋根の上に鎮座していた
鳴りつづけながら
魔法のラジオだ
そして毎朝窓を運んだ
ガラス屋へ

ナニイテルンダヨーウ

中原は丸顔でそんなにカッコよくない気がする

曇天

ある朝　僕は　空の　中に、
黒い　旗が　はためくを　見た。
はたはた　それは　はためいて　ゐたが、
音は　きこえぬ　高きが　ゆゑに。

手繰り　下ろさうと　僕は　したが、
綱も　なければ　それも　叶(かな)はず、
旗は　はたはた　はためく　ばかり、
空の　奥処(をくが)に　舞ひ入る　如く。



大槻ケンヂが凄い！って言ってた

>>82
ブコウスキーか？

愛するものが死んだ時には、
自殺しなけあなりません

愛するものが死んだ時には、
それより他に、方法がない。

けれどもそれでも、業（？）が深くて、
なほもながらふことともなったら、

奉仕の気持ちに、なることなんです。
奉仕の気持ちに、なることなんです。

愛するものは、死んだのですから、
確かにそれは、死んだのですから、

もはやどうにも、ならぬのですから、
そのもののために、そのもののために、

奉仕の気持ちに、ならなけあならない。
奉仕の気持ちに、ならなけあならない。

このスレの筋少ファン率は高そうだなｗ

ケツ掘られらのか？

>>76
沁みるな

>>86
そう

「ガッツのあるラジオ」ってﾀｲﾄﾙだっけか、
ここだけ妙に印象的で今でも覚えてる。

俺の青春もナンボのもんじゃい

>>59
いいなあ、明るい文章で一人しに行く孤独感を表現するなんて

奉仕の気持ちになりはなったが、
さて格別の、ことも出来ない。
そこで以前（せん）より、本なら熟読。
そこで以前（せん）より、人には丁寧。
テムポ正しき散歩をなして
麦稈（ばくかん）真田を敬虔に編み――
まるでこれでは、玩具の兵隊、
まるでこれでは、毎日、日曜。
神社の日向を、ゆるゆる歩み、
知人に遭へば、につこり致し、
飴売爺々と、仲よしになり、
鳩に豆なぞ、パラパラ撒いて、
まぶしくなつたら、日陰に這入り、
そこで地面や草木を見直す。
苔はまことに、ひんやりいたし、
いはうやうなき、今日の麗日。
参詣人等もぞろぞろ歩き、
わたしは、なんにも腹が立たない。

　　　　　《まことに人生、一瞬の夢、
　　　　　　ゴム風船の、美しさかな。》

空に昇って、光って、消えて――
やあ、今日は、ご機嫌いかが。
久しぶりだね、その後どうです。
そこらの何処かで、お茶でも飲みましよ。

勇んで茶店に這入りはすれど、
ところで話は、とかくないもの。
煙草なんぞを、くさくさ吹かし、
名状しがたい覚悟をなして、――
戸外（そと）はまことに賑やかなこと！
――ではまたそのうち、奥さんによろしく、

外国（あっち）に行つたら、たよりを下さい。
あんまりお酒は、飲まんがいいよ。

馬車も通れば、電車も通る。
まことに人生、花嫁御寮。

まぶしく、美（は）しく、はた俯いて、
話をさせたら、でもうんざりか？

それでも心をポーッとさせる、
まことに、人生、花嫁御寮。

ではみなさん、
喜び過ぎず悲しみ過ぎず、
テムポ正しく、握手をしませう。

つまり、我等に欠けてるものは、
実直なんぞと、心得まして。

ハイ、ではみなさん、ハイ、御一緒に――
テムポ正しく、握手をしませう。

>>91
DVDでブコウスキーOLD PUNKってのが出てるから
見てみると良い
面白いよ

ドキュメントムービー

筋肉少女帯 - リルカの葬列
http://www.kids.co.jp/King-Show/disco/html/riruka.html


愛するものが死んだ時には、
自殺しなけあなりません。
それでも
なほもながらふことともなったら
喜び過ぎず悲しみ過ぎず、
テムポ正しく、握手をしませう。

後世に残る名文句が一つでも残せれば詩人として大成功だよな
詩でなくても、三日とろゝ美味しゅうございました、とか

>>35
俺も酒が飲める年になったら
この詩の良さもわかるのかな？

秋の夜に、
僕は僕が破裂する夢を見て目が醒めた。

人類の背後には、はや暗雲が密集してゐる
多くの人はまだそのことに気が付かぬ

気が付いた所で、格別別様の事が出来出すわけではないのだが、
気が付かれたら、諸君ももつと病的になられるであらう。

デカダン、サンボリスム、キュビスム、未来派、
表現派、ダダイスム、スュルレアリスム、共同製作……

世界は、呻き、躊躇し、萎み、
牛肉のやうな色をしてゐる。

然るに、今病的であるものこそは、
現実を知つてゐるやうに私には思へる。

健全とははや出来立ての銅鑼、
なんともはや淋しい秋の秋の夜です。


この詩が一番好きだな。退廃的で。

はまつまみに見えた

>>88
大槻はちょっと苦手

俺も筋少は苦手
嫌いでもないけど好きでもない
どうでも良い

>>96
サンクス探してみる

小さい「っ」が打てないの？
ＸＴＵで出るよ
もしくはＴＴＵとか
ＹＯＧＯＲＥＴＴＩＭＡＴＴＡ
よごれっちまった

こんな感じ

真夜中の湖で女とボートに乗るって詩あったよね
あれが凄い好きだった。

なんぼのもーんじゃーい！

男塾スレ・・・ではないようだな

あまりに興味なくて字読めない

中原中也って、名前からして中二病だよな。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　なんちゃって

>>110
浅越ゴエっぽい

ベントラー！　ベェェントラァァー！

【キーワード抽出】
対象スレ： 「汚れつちまつた悲しみに」中原中也 生誕100年
キーワード： 男塾

抽出レス数：5

日本も捨てたもんじゃないな

ぎゃーぎゃーぎゃー
私の父親は気違いです
みたいな詩を昔習ったんだが作者か題名わかる人教えて

泣きたくなってきた

多分この本が一番寝る前に読むと寝れる

>>112
それチュンソフトが8億掛けて7万本しか売れなかったゲーム

「汚れちまった悲しみに……」

汚れちまった悲しみに　今日も小雪の降りかかる
汚れちまった悲しみに　今日も風さへ吹きすぎる

汚れちまった悲しみは　たとへば狐の革衣
汚れちまった悲しみは　小雪のかかってちぢこまる

汚れちまった悲しみは　なにのぞむなくねがふなく
汚れちまった悲しみは　懈怠のうちに死を夢む

汚れちまった悲しみに　いたいたしくも怖気づき
汚れちまった悲しみに　なすところもなく日は暮れる……

汚れちまった悲しみに
http://www.youtube.com/watch?v=El_By7uV0qA

冬目景が中原好きだよな
羊のうたとかサイレンの棲む海とか

>>105
>>30

>>106
湖上？

我らくちづけする時に、
月は頭上にあるでしょう。

『魁！男塾』
汚れちまった悲しみに　俺の青春もナンボのもんじゃい

ああ、お前は今まで　何をしてきたんだと　風にふと問われた
何処だ何処だと叫ぶ　俺の居場所を探す　どうせ一人もんよ
欲しいものは　欲しいと云え
落とした宝物を　ひろいひろいまくれ

※汚れちまった悲しみに
　時代がこうで悪かったのう
　汚れちまった悲しみに
　いつか本気で笑おうや

確かにあった恋の　破れを繕うって　今じゃ透き間だらけ
欲しいものを　欲しいと云え
総てかなぐり捨てても　惚れた彼女（やつ）を落とせ

汚れちまった恋心
時勢がこうで悪かったのう
汚れちまった恋心
いつか本気で笑おうや

本当にどうでもいいわ

「なんでもおまんこ」

なんでもおまんこなんだよ　あっちに見えてるうぶ毛の生えた丘だってそうだよ　やれたらやりてえんだよ
おれ空に背がとどくほどでっかくなれねえかな　すっぱだかの巨人だよ　でもそうなったら空とやっちゃうかもしれねえな
空だって色っぽいよお　晴れてたって曇ってたってぞくぞくするぜ　空なんか抱いたらおれすぐいっちゃうよ
どうにかしてくれよ　そこに咲いてるその花とだってやりてえよ　形があれに似てるなんてそんなせこい話じゃねえよ
花ん中へ入っていきたくってしょうがねえよ　あれだけ入れるんじゃねえよお　
ちっこくなってからだごとぐりぐり入っていくんだよお　どこ行くと思う？　わかるはずねえだろそんなこと
蜂がうらやましいよお　ああたまんねえ　風が吹いてくるよお　風とはもうやってるも同然だよ　頼みもしないのにさわってくるんだ
そよそよそよそようまいんだよさわりかたが女なんかめじゃねえよお　ああもう毛が立っちゃう　
どうしてくれるんだよお　おれのからだ　おれの気持ち　溶けてなくなっちゃいそうだよ
おれ地面掘るよ　土の匂いだよ　水もじゅくじゅく湧いてくるよ　おれに土かけてくれよお　
草も葉っぱも虫もいっしょくたによお　でもこれじゃまるで死んだみたいだなあ　笑っちゃうよ　おれ死にてえのかなあ

知っているのか雷電！？

「ゆあーん ゆよーん」

↑
空中ブランコが揺れる様子 By 中原中也

理解不能…

小林秀雄は結局、道化だった訳だな。

どう考えても
萩原朔太郎＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞中也

>>127
そんな事ないだろ

揺れるおっぱいバインバインと同レベル

真面目に走れ　省線電車？

寂しい歌が多かったな。彼女に振られたけど忘れられません＞＜　みたいな

バインバインだと固そうなおっぱいだな
拙者ぽよんぽよんがいいでござる

戸川純も中原中也の大ファン
諦念プシガンガとか

>>127
詩は理解するものじゃないよ

太宰が好きな彼女と、中也が好きな俺。
そんなダメ人間カップルでした。

>>133
ぽいんぱいんでどうだ

>>129
そうかぁ???
中原が好きだけどな。
ランボーみたいでさ。ま、ﾓｰﾎｰじゃなかったがな。

>>135
いいこと言った。

ランボーは駄目だった。

>>137
(*^ー゜)b

>>140
堀口の訳は原作とともにｲｲと思うぞ。

金子光晴だったか、うんこって詩もすばらしいかった

のわある　とわある　やわあ

http://www13.ocn.ne.jp/~dawn/trav_nakahara.htm
ま、これでも見て餅付けや。

>>143
うんこというものを　食べる虫も　いる

最近センチなやつ嫌いなことに気づいた

やっぱ「湖上」かな
ちなみに小林と愛人との関係を中心に描かれた「含羞」は漫画史に残る傑作

出た、「あーわかるわかる」

>>143
うんこというものを　食べる人も　いる

スカトロ

湖上

ポッカリ月が出ましたら、
舟を浮かべて出掛けませう。
波はヒタヒタ打つでせう、
風も少しはあるでせう。

沖に出たらば暗いでせう
櫂から滴垂（したた）る水の音は
ちかしいものに聞こえませう、
ーあなたの言葉の杜切（とぎ）れ間を。

月は聴き耳立てるでせう、
すこしは降りても来るでせう、
われら接唇（くちづけ）する時に
月は頭上にあるでせう。

あなたはなほも、語るでせう、
よしないことや拗言（すねごと）や、
洩らさず私は聴くでせう、
ーけれど漕ぐ手はやめないで。

ポッカリ月が出ました、
舟を浮かべて出掛けませう、
波はヒタヒタ打つでせう、
風も少しはあるでせう。

>>130
かのこんだけど、おっぱいが揺れる音がまんま「ゆよんゆよん」なのだが

>>151
炭坑節

月が出た出た　月が出た　ヨイヨイ
三池炭坑の　上に出た
あまり煙突が　高いので
さぞやお月さん　けむたかろ　サノヨイヨイ
一山　二山　三山　越え　ヨイヨイ
奥に咲いたる　八重つばき
なんぼ色よく　咲いたとて
様ちゃんが通わにゃ　仇の花　サノヨイヨイ
あなたがその気で　云うのなら（いうのなら）　ヨイヨイ
思い切ります　別れます
もとの娘の　十八に
返してくれたら　別れます　サノヨイヨイ

今日の立原道造スレはここか

>>151
すばらしい
中原中也が俺の中で始まったな

『ろくでなしブルース』の海老原が着てたTシャツの人だな

厨ニ病がここぞとばかりに炸裂している(´・ω・｀)

中二病を持たん者に何かを生み出すことは不可能

>>127
ワイヤーとかが揺れるとき「ゆあんゆよん」って聞こえない？俺だけ？

ゆやーんゆよーんゆやゆよーん

>>125
谷川俊太郎、乙

千の天使が バスケットボールする

カッコイイねー

>>159
むしろ振り回すと

汚れっちまった悲しみに
http://www.wagner-society.org/library/sounds_4ren/16th_4ren/adsl/ram/16th_4ren_5.ram

骨
http://www.wagner-society.org/library/sounds/113th_1/adsl/ram/113th_1_15.ram

>>151
中也の詩の中でこれが一番好きだ。

今で言えば野ばらってやつみたいなｷﾓキャラの予感

次に本を出すときは、現代語にしてくれないと読めない

また来ん春
http://www.wagner-society.org/library/sounds/113th_1/adsl/ram/113th_1_15.ram

中也は子供を亡くしていたんだよね・・・

男塾のスレはここですか」？

中也なんて気色悪い
そもそも余り活字に触れないような連中の好む詩人だな

汚れ膣詰まった悲しみに

しょこたんがよく書く「あにゃーん　おにゃーん」は
この人の「ゆあーん　ゆよーん　ゆやゆよん」に影響されてんの？

今日しょこたんの歌聞いた
ファンシーなものにあこがれるやつほど何か生々しい

暴力温泉芸者

春宵感懐

雨が、あがつて、風が吹く。
　雲が、流れる、月かくす。
みなさん、今夜は、春の宵《よひ》。
　なまあつたかい、風が吹く。

なんだか、深い、溜息が、
　なんだかはるかな、幻想が、
湧くけど、それは、掴《つか》めない。
　誰にも、それは、語れない。

誰にも、それは、語れない
　ことだけれども、それこそが、
いのちだらうぢやないですか、
　けれども、それは、示《あ》かせない……

かくて、人間、ひとりびとり、
　こころで感じて、顔見合せれば
につこり笑ふといふほどの
　ことして、一生、過ぎるんですねえ

雨が、あがつて、風が吹く。
　雲が、流れる、月かくす。
みなさん、今夜は、春の宵。
　なまあつたかい、風が吹く。

二人が睦まじくいるためには愚かでいるほうがいい
　　　 立派すぎないほうがいい
　　　 立派すぎることは
　　　 長持ちしないことだと気付いているほうがいい
　　　 完璧をめざさないほうがいい
　　　 完璧なんて不自然なことだと
　　　 うそぶいているほうがいい
　　　 二人のうちどちらかが
　　　 ふざけているほうがいい
　　　 ずっこけているほうがいい
　　　 互いに非難することがあっても
　　　 非難できる資格が自分にあったかどうか
　　　 あとで疑わしくなるほうがいい
　　　 正しいことを言うときは
　　　 少しひかえめにするほうがいい
　　　 正しいことを言うときは
　　　 相手を傷つけやすいものだと
　　　 気付いているほうがいい
　　　 立派でありたいとか
　　　 正しくありたいとかいう
　　　 無理な緊張には
　　　 色目を使わず ゆったり　ゆたかに
　　　 光を浴びているほうがいい
　　　 健康で　風に吹かれながら
　　　 生きていることのなつかしさに
　　　 ふと　胸が熱くなる
　　　 そんな日があってもいい
　　　 そして なぜ胸が熱くなるのか
　　　 黙っていても
　　　 二人にはわかるのであってほしい

中也のパクリはもうやめたのかい？

寒い夜の自我像

きらびやかでもないけれど
この一本の手綱をはなさず
この陰暗の地域を過ぎる！
その志明らかなれば
冬の夜を我は嘆かず
人々の憔懆《せうさう》のみの愁《かな》しみや
憧れに引廻される女等の鼻唄を
わが瑣細なる罰と感じ
そが、わが皮膚を刺すにまかす。
蹌踉《よろ》めくままに静もりを保ち、
聊《いささ》かは儀文めいた心地をもつて
われはわが怠惰を諌《いさ》める
寒月の下を往きながら。

陽気で、坦々として、而《しか》も己を売らないことをと、
わが魂の願ふことであつた！

ああ家が建つ家が建つ
僕の家ではないけれど

ろくでなしブルーススレでいいですね

芥川と双璧をなすイケメン

暗黒館スレはココですか

すずめのかあさん

子どもが
子すずめ
つかまえた。

その子の
かあさん
わらってた。

すずめの
かあさん
それみてた。

お屋根で
鳴かずに
それ見てた。

人皆を殺してみたき我がこころ
そのこころ我に神を示せり

なんて短歌をつくってたんだぜ。

三上博史のドラマをもう一度見たい。もう２０年くらい前のドラマじゃないか?

>>182
髪型なら今でも通用するな、龍之介も朔太郎もｗ
中也は実はマッシュルームヘアだよね

梶井基次郎の顔みたときの失望感を忘れられないって
母ちゃんが言ってたな。和月みたいなことってけっこう繰り返されるんだ

さよなら、さよならってやつが好きだったな

とかちつくちてが頭に浮かんだのは俺だけじゃないはず

在りし日の歌で15に降る雪は〜みたいなのに共感した
リア厨の支えである

萩原朔太郎はイケメンだが
こんなに限って精神病んで宝の持ち腐れになる

>>188
梶井基次郎の顔見てガッカリって話は良く聞くな

>>35
久々に読んだが
内容よりも日本語の美を体現してる気がした

(,,ﾟДﾟ)つ　くるりの歌詞ぽいね。


さよなら、さよなら！
いろいろお世話になりました
いろいろお世話になりましたねえ
いろいろお世話になりました

さよなら、さよなら！
こんなに良いお天気の日に
お別れしてゆくのかと思ふとほんとに辛い
こんなに良いお天気の日に

さよなら、さよなら！
僕、午睡の夢から覚めてみると
みなさん家を空けておいでだつた
あの時を妙に思ひ出します

さよなら、さよなら！
そして明日の今頃は
長の年月見馴れてる
故郷の土をば見てゐるのです

さよなら、さよなら！
あなたはそんなにパラソルを振る
僕にはあんまり眩しいのです
あなたはそんなにパラソルを振る

本読むの面倒で名作の解説本読んだから
大抵の作家の顔知ってる

>>151
「湖上」はいつ見てもいいな

中也よりは生きたいと思っていたが、もはやどうでも良くなってきた

旗ははたはたはためくばかり

が好き

>>198
病気じゃなかったらかなり高い確率で長生きしそうだが

あざといってなんですか？＞＜

>>201
１ やり方があくどい。「―・い商法」

２ 小利口である。思慮が浅い。あさはかだ。

>>186
おれもあれ見たいなあ

詩ってJASRACとか来ないの？

懈怠のうちに死を夢む

おまいらの心情にぴったりな名フレーズ

>>156
マーシーが着てたと言えよ…

>>188
そんなにガッカリするほどの顔かなあっていつも思う
作品とのギャップで言ったら村上春樹の比じゃないだろ

>>76
中二病のころを思い出すｗ
淡い思い出

宮沢賢治は正直言ってガッカリした

友川かずきのアルバムは最高

夏目漱石も背の低さにガッカリした

>>206
マーシーは中也よりも友部正人に詩も歌い方も似てるね

これなんだっけ教科書でよんだんだっけ？
夫がコンクリにおちたからコンクリくださいとかいう話だっけ？

>>210
顔が太宰に似てるよね

>>212
友部正人もすごい詩人だな
昔の彼女に借りて聞いてマジ泣きした

し…知っているのか、中也！

詩ててか辞世の句だけども、厳頭の感もいいと思うんだ。
中二病って治らないだろ、常識的に考えて

>>214
あの人の生の歌声はマジでくる
マーシーには申し訳ないが格が違う
マジで泣く。

汚れちまった海
汚れちまった空

>>202
・・・。

最近、スキマスイッチの方を連想してしまう

煉瓦工場は、その後廃（すた）れて、
煉瓦工場は、死んでしまつた
煉瓦工場の、窓も硝子（ガラス）も、
今は毀（こは）れてゐようといふもの

煉瓦工場は、廃れて枯れて、
木立の前に、今もぼんやり
木立に鳥は、今も啼くけど
煉瓦工場は、朽ちてゆくだけ

沖の波は、今も鳴るけど
庭の土には、陽が照るけれど
煉瓦工場に、人夫は来ない
煉瓦工場に、僕も行かない

顔見てがっかり顔は村上龍もそうだな。
小説の中ではあんなにスマートでおしゃれなモテ男なのに。

中也はいいねぇ。中高生はこういう詩を読んで、一度どっぷり中二病にかかるべきだよ。
で、免疫をつけて大人になると。

付き合ってる子に中也の詩を送ったらフラレタよ。

太宰の顔は生理的に受け付けない

>>195
むしろ高橋ユキヒロを連想してしまう

>>225
あの人は元々この辺ドップリじゃないかと・・・

ブルースを感じる詩
ブルーハーツは影響されていると思う
曲つけてカバーして欲しい

　　　２
『それではさよならといつて、
めうに真鍮（しんちゆう）の光沢かなんぞのやうな笑（ゑみ）を湛（たた）へて彼奴（あいつ）は、
あのドアの所を立ち去つたのだつたあね。
あの笑ひがどうも、生きてる者のやうぢやあなかつたあね。
彼奴の目は、沼の水が澄んだ時かなんかのやうな色をしていたあね。
話してる時、ほかのことを考へてゐるやうだつたあね。
短く切つて、物を云ふくせがあつたあね。
つまらない事を、細かく覚えていたりしたあね。』

『ええさうよ。――死ぬつてことが分かつてゐたのだわ？
星をみてると、星が僕になるんだなんて笑つてたわよ、たつた先達（せんだつて）よ。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
たつた先達よ、自分の下駄を、これあどうしても僕のぢやないつていふのよ。』

>>226
だぁね

>>227
友川かずきが中也の詩だけでアルバム作ってたはず
今売ってるかは分からんが・・・

ブルーハーツなんかよりリアリティがある。
詩がほとばしるってのはこういう事かって思った。

大正時代に輩出した文人には
特異且つ希代な天才が多い。しかし、

美少年
ガラスの心
無垢な詩

これほど人びとの心をくすぐる条件のそろった詩人がいただろうか
中原中也の、死をも予感させる美しさ
あああ、とろけてしまいそうだ

>>230
http://www.excite.co.jp/music/disc/4988003247874/
こりか

中原の詩は好きだったな
なんか言葉がキラキラと輝いているように思えた
中二病だったのかもしれないけど、出会えてよかった

こんなの読むと鬱病になりそう

　黙読でも、頭の中で音声を発しているような感じで読むと
リズムがよいね。

いちて−るっていってみろ！！
いちて−るっていってみろ！！

よっ中島!

明治から昭和期の山口県ってところも、
総理出しまくってる超保守の王国かと思えば、
市川正一やら宮本顕治みたいな超左翼も輩出してるし、
かと思えば中也以外にも金子みすずやら山頭火やらの有名どころの詩人も出してるし、
よくわからんな・・・

（倦怠＋自嘲的な悲哀）×ちょっとキチガイ×ちょっと正統派

>>238
寺子屋が多くて初等教育が進んでいたらしいよ

鎌倉でだちの秀雄とはうまくいかなかったんだよな。
ゴッホににてるな。

故郷の山口は嫌われものの村だけあって
冷たいよな。きっと帰りたくなかったはずだぜ。

イタリアに似た防府にくればよかったのに。

>>232
そう！それ！

もし何処かで入手できたら是非聞いてみて
中也の違う側面を感じられるかもしれない。

ある意味高橋幸宏と真反対の解釈というか表現方法。

>240
そうなのか。
やっば基礎教育って大事なんだな・・・

汚れちまったって言ってるところにウンコ掛けたい

長男を亡くして発狂しちゃったんだよな・・・

リフレインですな

もしかしてお前らのピュアピュア病の発生源？

>>1
立命館出身やねんで

ﾄﾞﾀ
　ﾊﾞﾀ ヽ(*ﾟДﾟ)ノ　男塾スレを発見しますた！
　　　　（　　）へ
　　　　　>ω

教えておくれよコックリさん

んなことより、オダサクの

「続夫婦ぜんざい」

発売 ﾏﾀﾞｧ-? (･∀･ )っ/凵⌒☆ﾁﾝﾁﾝ

僕が知る

汚れた膣にマツタケを

まさかニュー速で中也ネタが盛り上がるとは　
中也といえばこの写真が一番有名だね
http://www.uploda.org/uporg701201.jpg

自恃だ！の詩と　大岡昇平に向けて書いた「俺がオモチャで遊んでるからって」ってやつ、奴が好き。

>>221
ああ。おれ、それすごく好き

十代で上京して、年上の女と同棲したんだよな。
それにすごく憧れた。

萩原朔太郎の方が分かりやすくて好きだな

猫
まつくろけの猫が二疋、
なやましいよるの家根のうへで、
ぴんとたてた尻尾のさきから、
糸のやうなみかづきがかすんでゐる。
『おわあ、こんばんは』
『おわあ、こんばんは』
『おぎやあ、おぎやあ、おぎやあ』
『おわああ、ここの家の主人は病気です』

玩具の賦は傑作

俺には玩具が要るんだ
おもちやで遊ばなくちやならないんだ
利得と幸福とは大体は混る
だが究極では混りはしない
俺は混らないとこばつかり感じてゐなけあならなくなつてるんだ
月給が増えるからといつておもちやが投げ出したくはないんだ
俺にはおもちやがよく分つてるんだ
おもちやのつまらないとこも
おもちやがつまらなくもそれを弄べることはつまらなくはないことも
俺にはおもちやが投げ出せないんだ
こつそり弄べもしないんだ
つまり余技ではないんだ
おれはおもちやで遊ぶぞ
おまへは月給で遊び給へだ

落とした〜宝物を〜拾い拾いまくれ〜

ウサギをそりそりと剥くのはこの人だっけ

>>259
最後の一行がいいなｗ

どうともなれだ

俺には何がどうでも構はない

どうせスキだらけぢゃないか

スキの方を減らさうなんてチャンチャラ可笑しい

俺はスキの方なぞ減らさうとは思はぬ

スキでない所をいつそ放りつぱなしにしてゐる

それで何が悪からう

よく教科書とかに載ってる中也の写真、
あれ目とか修正してあるんだよね

あほかい

age

湖上にてかな？

よごれなのかけがれなのか

題名も詳しい内容も忘れてしまったけど、空にひらひらと黒い旗がはためいている

とかいう詩を読んですごくゾッとした覚えがある。

>>258
それ教科書でみたことあるわ

ああ　お前は今まで何をしてきたんだと

風に　ふと問われた

どこだどこだと叫ぶ　俺の居場所を探す

どうせ　ひとりもんよ

欲しいものは　欲しいと言え

落とした宝物を　拾い　拾いまくれ

>>269
それは「曇天」な。
俺も初めて読んだときに、背筋がゾクゾクした。
在りし日の歌に収録されているよ。

また来ん春……

また来ん春と人は云ふ
しかし私は辛いのだ
春が来たつて何になろ
あの子が返つて来るぢやない

おもへば今年の五月には
おまへを抱いて動物園
象を見せても猫（にやあ）といひ
鳥を見せても猫（にやあ）だつた

最後に見せた鹿だけは
角によつぽど惹かれてか
何とも云はず　眺めてた

ほんにおまへもあの時は
此の世の光のたゞ中に
立つて眺めてゐたつけが……

　野鼠

どこに私らの幸福があるのだらう
泥土（でいど）の砂を掘れば掘るほど
悲しみはいよいよふかく湧いてくるではないか。
春は幔幕のかげにゆらゆらとして
遠く俥にゆすられながら行つてしまつた。
どこに私らの戀人があるのだらう
ばうばうとした野原に立つて口笛をふいてみても
もう永遠に空想の娘らは來やしない。
なみだによごれためるとんのづぼんをはいて
私は日傭人（ひようとり）のやうに歩いてゐる
ああもう希望もない　名譽もない　未來もない。
さうしてとりかへしのつかない悔恨ばかりが
野鼠のやうに走つて行つた。

序　歌

忌はしい憶ひ出よ、
去れ！　そしてむかしの
憐みの感情と
ゆたかな心よ、
返つて来い！
　
　　今日は日曜日
　　縁側〈（えんがわ）〉には日が当る。
　　 ――もういつぺん母親に連れられて
　　祭の日には風船玉が買つてもらひたい、
　　空は青く、すべてのものはまぶしくかゞやかしかつた……

　　　　　忌はしい憶ひ出よ、
　　　　　去れ！
　　　　　　　　去れ去れ！

II　酔　生

私の青春も過ぎた、
――この寒い明け方の鶏鳴よ！
私の青春も過ぎた。

ほんに前後もみないで生きて来た……
私はあむまり陽気にすぎた？
――無邪気な戦士、私の心よ！

それにしても私は憎む、
対外意識にだけ生きる人々を。
――パラドクサルな人生よ。

いま〓〈（ここ）〉に傷つきはてて、
――この寒い明け方の鶏鳴よ！
おゝ、霜にしみらの鶏鳴よ……

　　　　　III　独　語

器の中の水が揺れないやうに、
器を持ち運ぶことは大切なのだ。
さうでさへあるならば
モーションは大きい程いい。

しかしさうするために、
もはや工夫〈くふう〉を凝らす余地もないなら……
心よ、
謙抑にして神恵を待てよ。

>>59
中也の詩ではこれが1番好きだな

汚れちまった悲しみに　今日も小雪の降りかかる
って奴だっけ？

買っていくのは必ず黒髪腐女子

>>278
そう

亡びてしまつたのは僕の夢であつたらうか

うおおおおお
このスレに貼っている詩を呼んだけどゾワッってなるな、鳥肌が立つっていうかなんというか。
すげえええええ。
シルクハットみたいのかぶって写真に写ってるくせにすげええええええええええ

たしかにすげぇ。なんつうか。シンプルでズバっとくるぜ。

馬鹿は黙っていろ

ダダイズムだっけ

七銭でバットを買って、
一銭でマッチを買って、
――ウレシイネ、
僕は峠を越えるまでに、
バットは一つ箱で足りると思った。

山の中は暗くつて、顔には蜘蛛の巣が一杯かかつた。
小さな月が出てゐるにはゐたが、それでも木の繁つた所は暗かった。

ア、バアバアバアバ、僕は赤ン坊の時したことを繰返した。
誰も通るものはなかつた。

暫くゆくと自転車を坂の下に落として、
自分一人は草を掴めば上れるが、自転車を置いとくわけにもいかずといふ災難者にあつた。

自転車に紐か何か付いてるでせう、と僕は云つた。
へい、　――それには全く気が付きませんでした、

自転車は月の光を浴びながら、ガタガタをいつて引揚げられた。

――いったい何処までゆきなさる、
――いえ、兄の嫁の危篤を知らせに、此の下の村まで一寸。

自転車の前の、ランプが灯った。――おとなしさうな男である。

僕は煙草に火を点けて、去りゆく光を眺めてゐた。

アババババ、アババババ、

>>286
このAAを思い出した

　　 ∩＿＿＿∩
　　 | ノ　　　　　 ヽ/⌒)　　あばばば
　 /⌒) (ﾟ)　　　(ﾟ)　|　.|
　/　/　 　( _●_)　 ミ/　　　∩―−、
.（　　ヽ　　|∪|　　／ 　　　／　(ﾟ)　､_ ｀ヽ
　＼　　　 ヽノ　/ 　　　 　/　　(　●　 (ﾟ) |つ
　 /　　　　　　/　　 　　　|　　(入__,,ノ　　 ミ　　　あばばばば
　|　　　　　　 / 　　 　　　､　(＿／　　　 ノ
　|　　／＼　＼ 　　 　　　＼＿＿＿　ノﾞ ─――､
　|　/　　　 )　 )　　　　　　　／＼ 　　　　　　＿　　ヽ
　∪　　　 （　 ＼　　　　（⌒0　／＼　　　　　ヽ （＿ﾉ
　　　　　　 ＼,,＿）　　　 ｀ヽノ　　　/　　､　　　）O

曇った秋

１

或る日君は僕を見て嗤（わら）ふだらう、
あんまり蒼い顔してゐるとて、
十一月の風に吹かれてゐる、無花果（いちじく）の葉かなんかのやうだ、
棄てられた犬のやうだとて。

まことにそれはそのやうであり、
犬よりもみじめであるかも知れぬのであり
僕自身時折はそのやうに思つて
僕自身悲しんだことかも知れない

それなのに君はまた思ひ出すだらう
僕のゐない時、僕のもう地上にゐない日に、
あいつあの時あの道のあの箇所で
蒼い顔して、無花果の葉のやうに風に吹かれて、―冷たい午後だつた―

しよんぼりとして、犬のやうに捨てられてゐたと。

２

猫が鳴いてゐた、みんなが靜（静）まると、
隣りの空地で、そこの暗がりで、
まことに緊密でゆつたりと細い聲（声）で、
ゆつたりと細い聲で闇の中で鳴いてゐた。

あのやうにゆつたりと今宵一夜（ひとよ）を
鳴いて明（あか）さうといふのであれば
さぞや緊密な心を抱いて
猫は生存してゐるのであらう……

あのやうに悲しげに憧れに充ちて
今宵ああして鳴いてゐるのであれば
なんだか私の生きてゐるといふことも
まんざら無意味ではなささうに思へる……

猫は空地の雑草の陰で、
多分は石ころを足に感じ、
その冷たさを足に感じ、
霧の降る夜を鳴いてゐた―

３
君のそのパイプの、
汚れ方だの焦げ方だの、
僕はいやほどよく知つてるが、
氣（気）味の悪い程鮮明に、僕はそいつを知つてるのだが……

今宵ランプはポトホト燻（かが）り、
君と僕との影は床（ゆか）に
或ひは壁にぼんやりと落ち、
遠い電車の音は聞こゑる

君のそのパイプの、
汚れ方だの焦げ方だの、
僕は實（実）によく知つてるが、
それが永劫（えいごふ）の時間の中では、どういふことになるのかねえ？……

今宵私の命はかゞり
君と僕との命はかゞり
僕等の命も煙草のやうに
どんどん燃えてゆくとしきや思へない

まことに印象の鮮明といふこと
我等の記臆（記憶）、謂はば我々の命の足跡が
あんまりまざまざとしてゐるといふことは
いつたいどういふことなのであらうか

今宵ランプはポトホト燻り、
君と僕との影は床に
或ひは壁にぼんやりと落ち、
遠い電車の音は聞こゑる

昔かぶれたな 大好きだった

今から会社面接の俺に一小節くれ

どうにも方途がつかない時は
締めることが男々しいことになる
ところで方途が絶對（絶対）につかないと
思はれることは、まづ皆無
そこで命はポトホトかゞり
君と僕の命はかゞり
僕等の命も煙草のやうに
どんどん燃えるとしきや思へない

コホロギガ、ナイテ、ヰマス
シウシン ラッパガ、ナツテ、ヰマス
デンシヤハ、マダマダ、ウゴイテ、ヰマス
クサキモ、ネムル、ウシミツドキデス
イイエ、マダデス、ウシミツドキハ
コレカラ、ニジカン、タツテカラデス
ソレデハ、ボーヤハ、マダオキテヰテイイデスカ
イイエ、ボーヤハ、ハヤクネルノデス
ネテカラ、ソレカラ、オキテモイイデスカ
アサガキタナラ、オキテモイイデス
アサハ、ドーシテ、コサセルノデスカ
アサハ、アサノホーデ、ヤツテキマス
ドコカラ、ドーシテ、ヤツテクル、ノデスカ
オカホヲ、アラツテ、デテクル、ノデス
ソレハ、アシタノ、コトデスカ
ソレガ、アシタノ、アサノ、コトデス
イマハ、コホロギ、ナイテ、ヰマスネ
ソレカラ、ラッパモ、ナツテ、ヰマスネ
デンシヤハ、マダマダ、ウゴイテ、ヰマス
ウシミツドキハ、マダナイデスネ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヲハリ

青空文庫化されてるな

とど、俺としたことが、笑ひ出さずにやゐられない。

思へば小学校の頃からだ。
例へば夏休みも近づかうといふ暑い日に、
唱歌教室で先生が、オルガン弾いてアーエーイー
すると俺としたことが、笑ひ出さずにやゐられなかつた。
格別、先生の口唇が、鼻腔が可笑しいといふのぢやない、
起立して、先生の後から歌ふ生徒等が可笑しいといふのでもない、
それどころか俺は大体、此の世に笑ふべきものがあらうとは思つちやゐなかつた。
それなのに、とど、笑ひ出さずにやゐられない。
すると先生は、俺を廊下に出して立たせるのだつた。
俺は風のよく通る廊下で、随分淋しい思ひをしたもんだ。
俺としてからが、どう反省のしやうもなかつたんだ。
別に邪魔になる程に、大声で笑つたわけでもなかつたし、
それにしてもだ、先生がカンカンになつてたことは事実だし、
先生自身何をそんなに怒るのか知つてゐぬらしいことも事実だし、
俺としたつて意地やふざけで笑つたわけではなかつたのだ。
俺は廊下に立たされて、何がなし、「運命だ」と思ふのだつた。

大人となつた今日でさへ、さうした悲運はやみはせぬ。
夏の暑い日に、俺は庭先の樹の葉を見、蝉を聞く。
やがて俺は人生が、すつかり自然と游離してゐるやうに感じだす。
すると俺としたことが、とど、笑ひ出さずにやゐられない。
格別俺は人生がどうのかうのと云ふのではない、
理想派でも虚無派でもあるわけではない。
孤高を以て任ずるなどといふのぢや尚更ない。
しかし俺としたことが、とど、笑ひ出さずにやゐられない。

どうして笑はざゐられぬか、実以て俺自身にも分らない。
しかしそれが結果する悲運ときたらだ、いやといふほど味はつてゐる。

酒を飲みながらこのスレを読む

どう考えても男塾専用です

>>125
板垣恵介、夢枕獏に匹敵するオス度の表現だな

　村の時計

村の大きな時計は、
ひねもす動いてゐた

その字板のペンキは、
もう艶が消えてゐた

近寄つてみると、
小さなひびが澤山にあるのだつた

それで夕陽が当つてさへが、
おとなしい色をしてゐた

時を打つ前には、
ぜいぜいと鳴つた

字板が鳴るのか中の機械が鳴るのか
僕にも誰にも分らなかつた

ナメクジみたいにてらてらしたヤツで、とてもつきあえた代物じゃない
羽織と対の大島を着ていて、それが、電灯にてらてら光るんだ。安ものの感じだ。
ほんとに蛞蝓を感じて、とてもたまらなくなって、表に連れだして酒を飲むことにして、
屋台店にはいったのだ。ところが、ひどく酔ってきてぼくにからむのだ。
いちおう、相手をしていたのだが、やりきれなくなって置いてきぼりをして逃げ出したが、あれほど厭な奴はいないね

太宰治

「何だ、おめえは。青鯖が空に浮んだような顔をしやがって」

既出だが「曇天」が好き。
ってかこの人今の時代に生きてたらニートだよな。

オイ、お前は一週に何度女にありつくか。オレは二度しかありつけない。
二日に一度はありつきたい。貧乏は切ない、と言って中也は常に嘆いており、
その女にありつくために、フランス語個人教授の大看板をかかげたり、
けれども弟子はたった一人、四円だか五円だかの月謝で、
月謝を貰うと一緒に飲みに行って足がでるので嘆いており、
三百枚の翻訳料がたった三十円で嘆いており、常に嘆いていた。
彼は酒を飲む時は、どんなに酔っても必ず何本飲んだか覚えており、
それはつまり、飲んだあとで遊びに行く金をチョッキリ残すためで、
私が有金みんな飲んでしまうと、
アンゴ、キサマは何というムダな飲み方をするのかと言って、
怒ったり、恨んだりするのである。

陰惨な言葉の裏に隠れた底抜けの明るさ、
絶対的な自己肯定、俺最高、みたいなところが大好き
知り合いになりたくないタイプだけどな

中也初心者は何から読めばよいのですか？

　朝の歌

天井に　朱〈あか〉きいろいで
　　戸の隙を　洩れ入る光、
鄙〈（ひな）〉びたる　軍楽の憶ひ
　　手にてなす　なにごともなし。

小鳥らの　うたはきこえず
　　空は今日　はなだ色らし、
倦〈（う）〉んじてし　人のこころを
　　諫〈（いさ）〉めする　なにものもなし。

樹脂〈じゅし〉の香に　朝は悩まし
　　うしなひし　さまざまのゆめ、
森竝〈（もりなみ）〉は　風に鳴るかな

ひろごりて　たひらかの空、
　　土手づたひ　きえてゆくかな
うつくしき　さまざまの夢。

　序


わたくしといふ現象は
仮定された有機交流電燈の
ひとつの青い照明です
（あらゆる透明な幽霊の複合体）
風景やみんなといつしよに
せはしくせはしく明滅しながら
いかにもたしかにともりつづける
因果交流電燈の
ひとつの青い照明です
（ひかりはたもち　その電燈は失はれ）

これらは二十二箇月の
過去とかんずる方角から
紙と鉱質インクをつらね
（すべてわたくしと明滅し
　みんなが同時に感ずるもの）
ここまでたもちつゞけられた
かげとひかりのひとくさりづつ
そのとほりの心象スケツチです

これらについて人や銀河や修羅や海胆は
宇宙塵をたべ　または空気や塩水を呼吸しながら
それぞれ新鮮な本体論もかんがへませうが
それらも畢竟こゝろのひとつの風物です
たゞたしかに記録されたこれらのけしきは
記録されたそのとほりのこのけしきで
それが虚無ならば虚無自身がこのとほりで
ある程度まではみんなに共通いたします
（すべてがわたくしの中のみんなであるやうに
　みんなのおのおののなかのすべてですから）

けれどもこれら新生代沖積世の
巨大に明るい時間の集積のなかで
正しくうつされた筈のこれらのことばが
わづかその一点にも均しい明暗のうちに
　　（あるいは修羅の十億年）
すでにはやくもその組立や質を変じ
しかもわたくしも印刷者も
それを変らないとして感ずることは
傾向としてはあり得ます
けだしわれわれがわれわれの感官や
風景や人物をかんずるやうに
そしてたゞ共通に感ずるだけであるやうに
記録や歴史　あるいは地史といふものも
それのいろいろの論料（データ）といつしよに
（因果の時空的制約のもとに）

われわれがかんじてゐるのに過ぎません
おそらくこれから二千年もたつたころは
それ相当のちがつた地質学が流用され
相当した証拠もまた次次過去から現出し
みんなは二千年ぐらゐ前には
青ぞらいつぱいの無色な孔雀が居たとおもひ
新進の大学士たちは気圏のいちばんの上層
きらびやかな氷窒素のあたりから
すてきな化石を発掘したり
あるいは白堊紀砂岩の層面に
透明な人類の巨大な足跡を
発見するかもしれません

すべてこれらの命題は
心象や時間それ自身の性質として
第四次延長のなかで主張されます



　　　　　大正十三年一月廿日
宮沢賢治

写真のおかげで過大評価された詩人＝中原中也
写真のおかげで過小評価された詩人＝佐藤春夫

中原中也いいよね。だいぶ困ったチャンらしかったけど、まんま子供で好き

けっこう前に仲原中也展みたいのに行ったことがある
女の人がほとんどだったな、やっぱり詩人は詩よりも顔なのか

少年時

黝（あをぐろ）い石に夏の日が照りつけ、
庭の地面が、朱色に睡つてゐた。

地平の果に蒸気が立つて、
世の亡ぶ、兆（きざし）のやうだつた。

麦田には風が低く打ち、
おぼろで、灰色だつた。
　
翔（と）びゆく雲の落とす影のやうに、
田の面（も）を過ぎる、昔の巨人の姿――

夏の日の午（ひる）過ぎ時刻
誰彼の午睡（ひるね）するとき、
私は野原を走つて行つた……

私は希望を唇に噛みつぶして
私はギロギロする目で諦めてゐた……
噫（ああ）、生きてゐた、私は生きてゐた！

つみびとの歌
　　　阿部六郎に

わが生は、下手な植木師らに
あまりに夙（はや）く、手を入れられた悲しさよ！
由来わが血の大方は
頭にのぼり、煮え返り、滾（たぎ）り泡だつ。

おちつきがなく、あせり心地に、
つねに外界に索（もと）めんとする。
その行ひは愚かで、
その考えは分ち難い。

かくてこのあはれなる木は、
粗硬な樹皮を、空と風とに、
心はたえず、追惜のおもひに沈み、

懶懦（らんだ）にして、とぎれとぎれの仕草をもち、
人にむかつては心弱く、諂（へつら）ひがちに、かくて
われにもない、愚事のかぎりを仕出来（しでか）してしまふ。

少年時より詩人で生きることに決めていた中也だったが、
もちろん周囲の理解は得られず、寺に入れられ矯正を受けたりした。
進学名目で京都、東京に出て詩作にはげんだものの、
限界を感じ、「親子2代がかりなら立派な詩も書けよう」と結婚。
その期待の子が亡くなったショックで、神経衰弱になり千葉の病院に入院。
故郷に帰るがほどなく亡くなった。
享年30。

http://fromwin.kir.jp/src/up0569.jpg
昭和１０年頃　中也と長男文也

http://www.chuyakan.jp/01chuya/gallery/02b.jpg
ＮＨＫ就職用に撮影した写真　昭和１１年９月　２９歳

　家族旅行と木箱との過剰は最早、世界をして理知にて笑はしめ、
感情にて判断せしむるなり。
　　　――われは世界の壊滅を願ふ！

　マグデブルグの半球よ、おおレトルトよ！　
汝等祝福されてあるべきなり、其の他はすべて分解しければ。

　マグデルブルグの半球よ、おおレトルトよ！
われに星甘え、われ太陽に傲岸ならん時、汝等ぞ、讃ふべきわが従者！



中二病

>>258
朔太郎ってゴスロリが好みそう

ま〜た暴力温泉芸者か

ゆあーん禁止

でも無職なんだろお前ら

「汚れちまつた」ｂｙぼっ

のをあある　とをあある　やわあ

日本人の擬音の表現やっと最近まともになった

>>323
病犬乙

お前ら富永太郎はどうですか

遺産分配書
　　
　わが女王へ。決して穢れなかつた私の魂よりも、更に清淨な私の両眼の眞珠を。おんみの不思議な夜宴の觴に投げ入れられようために。　

　善意ある港の朝の微風へ。昨夜の酒に濡れた柔かい私の髪を。――蝋燭を消せば、海の旗、陸の旗。人間は惱まないやうに造られてある。

　わが友Ｍ＊＊＊へ。君がしばしば快く客となつてくれた私のSabbatの洞窟の記念に、一本の蜥蜴の脚を、すなはち蠢めく私の小指を。――君の安らかならんことを。

　今日もまた、陽（ひ）は倦怠の頂點を燃やす。

　シエヘラザートへ。鳥肌よりもみじめな一夜分の私の歴史を。

　Ｓ港の足蹇（あしなへ）へ。私の両脚を。君の両腕を斷つて、肩からこれを生やしたまへ。私の血は想像し得られる限り不純だから、もしそれが新月の夜ならば、君は壁を攀ぢて天に昇ることが出來る。

　＊＊＊嬢へ。私の悲しみを。

　賣笑婦Ｔ＊＊＊へ。おまへがどれほど笑ひを愛する被造物であるかを確かめるために、両乳房（ちち）の間に蠍のやうな接吻を。

　巌頭に立つて黄銅のホルンを吹く者へ。私の夢を。――紫の雨、螢光する泥の大陸。――ギオロンは夜鳥の夢に花を咲かす。

　母上へ。私の骸は、やつぱりあなたの豚小屋へ返す。幼年時を被ふかずかずの抱擁（だきしめ）の、沁み入るやうな記憶と共に。

　泡立つ春へ。pang! pang!

>>326
一郎なら

なんだこのイケメン。死ねよ。

客様はみな鰯 咽喉がなります牡蛎殻と

マジでこのフレーズは神

鳩が豆鉄砲みたいな顔をイケメンというのは
２ちゃんのレベルがわかる

朔太郎のほうがハードボイルドで好き
中也読み返そうと思って本棚探したけど見つからん
代わりに暴力温泉芸者のCDがでてきた

この頃は原始人の落書きにしか見えない

中也の顔写真っていじってんじゃないの？

いじってるって中学の時の国語の教師がいってた

イケメンか

脳内補完

（毎晩アソコを）いじってるって中学の時の国語の（女）教師がいってた

中也は17歳で泰子と同棲始めて18で一緒に上京したっていうのに
まったくおまえらときたら

>>337
この時代の平均寿命短い

幾時代かがありまして　茶色い戦争ありますた

汚れ土松高菜染み２

中原ってヒモだったらしいじゃん

小林秀雄の追悼のエッセイみたいなのがあったな。
そこで小林秀雄が書いた詩をもう一度読みたい。

妙に印象に残っている

>>342

君の詩は自分の死に顔が
わかつて了つた男の詩のやうであつた
ホラ、ホラ、これが僕の骨
と歌つたことさへあつたつけ

僕が見た君の骨は
鉄板の上で赤くなり、ボウボウと音を立ててゐた
君が見たといふ君の骨は
立札ほどの高さに白々と、とんがつてゐたさうな

ほのか乍ら確かに君の屍臭を嗅いではみたが
言ふに言はれぬ君の額の冷たさに触つてはみたが
たうたう最後の灰の塊りを竹箸の先きで積もつてはみたが
この僕に一体何が納得出来ただらう

続き

夕空に赤茶けた雲が流れ去り
見窄（みすぼ）らしい谷間ひに夜気が迫り
ポンポン蒸気が行く様な
君の焼ける音が丘の上から降りて来て
僕は止むなく隠坊の娘やむく犬どもの
生きてゐるのを確かめるやうな様子であった

あゝ、死んだ中原
僕にどんなお別れの言葉が言へようか
君に取返しのつかぬ事をして了つたあの日から
僕は君を慰める一切の言葉をうつちやつた

あゝ、死んだ中原
例へばあの赤茶けた雲に乗つて行け
何んの不思議な事があるものか
僕達が見て来たあの悪夢に比べれば

汚れつちまつた悲しみは
なにのぞむなくねがふなく
汚れつちまつた悲しみは
倦怠のうちに死を夢む

汚れつちまつた悲しみに
いたいたしくも怖気づき


汚れつちまつた悲しみに
なすところもなく日は暮れる・・・・・