独エコロジスト「環境重視の日本車買おう」 政財界「なんで車大国が日本車なんかを!」
環境重視「日本車買おう」独ではタブー 政財界が猛反発
【ベルリン=黒沢潤】環境政策に力を入れるドイツの野党、90年連合・緑の党の議員や欧州連合(EU)の高官が
環境に配慮した日本車を相次いで称賛し、「車大国」を自負するドイツの政財界から猛反発を受けている。
緑の党のレナーテ・キュナスト議員は13日付のフィナンシャル・タイムズ紙(ドイツ語版)で、
「ドイツ車が環境重視の車を作らなければ(二酸化炭素排出量の少ない)トヨタのハイブリッド車を購入しよう」と国民に呼びかけた。
ティーフェンゼー運輸・建設相はこれに対し、「ドイツ車に対するボイコット運動は安っぽい大衆受けを狙った行動だ」と反発。
野党の自由民主党幹部も「ドイツの元閣僚の主張とは到底思えない」と批判した。
http://www.sankei.co.jp/kokusai/europe/070219/erp070219004.htm