滋賀県知事「やっぱ公共事業は金になるからダム作るよー」
滋賀県の嘉田由紀子知事は19日の県議会で、これまで全面的に凍結・見直しすると
してきた県内6カ所のダム建設計画について、2カ所については建設を容認する方針を表明した。
大型公共事業を「もったいない」と批判して昨年7月に当選した嘉田知事は
ダム計画の凍結・見直しを東海道新幹線新駅の建設凍結と並ぶ重要課題としてきた。
就任から半年余りで公約の一部を事実上撤回したことに政治姿勢を問う声も出そうだ。
同日の代表質問への答弁で嘉田知事は、県営の北川第一ダム(高島市)と芹谷ダム(多賀町)について
「治水対策のための有力な計画として、今後地域との対話を進めたい」と述べ、建設容認に方針転換する姿勢を明らかにした。(13:43)
http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20070219AT1G1901I19022007.html