石綿工場周辺の住民28人に症状・横浜市が実態調査
アスベスト(石綿)製建材メーカー「朝日石綿工業」(現エーアンドエーマテリアル)の
旧横浜工場(横浜市鶴見区)の周辺住民56人を対象に実施した健康診断で、
半数の28人に胸膜肥厚斑(プラーク)という症状が見つかったことが14日、同社の調査で分かった。
横浜市は同社から報告を受け、健康被害がないか実態調査に乗り出した。
同社によると、同工場は1924年に操業を始め、75年に閉鎖。
検診の対象は閉鎖以前に周辺約1キロ以内に住んでいた住民56人。
横浜労災病院の診断で胸膜肥厚斑が認められた28人は、いずれも工場から50メートル以内に居住していた。
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20070214AT1G1401I14022007.html