【左翼】 みんな大好き田村ゆかりズム 【右翼】

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1番組の途中ですが名無しです
ワシントン・古森義久 ナショナリズムの虚実

ナショナリズムというのは難しい概念である。
原語の英語は辞典をみると、国家主義、国粋主義、
愛国主義、民族主義、国民主義など、実に多様に訳される。
それぞれの訳語の意味を包含した複雑な概念を指す言葉だということだろう。
ごく一般にはナショナリズムといえば、国や民族への帰属や連帯の意識、
あるいはその意識を重んずる思考というふうに受けとめられている。
だが日本語でも英語でも、ときにはこの語には負の響きがつきまとう。
他の民族や国家との協調を嫌う排他性に連結され、
「偏狭な」とか「閉鎖的な」という形容詞をよくつけられる。
米国のリベラル系ニューヨーク・タイムズなどが安倍晋三首相の国家自立意識を嫌い、
就任の前後、連日のように「タカ派的なナショナリスト」というレッテルを張ったのも、その一例だろう。

とくに日本の場合、ナショナリズムは戦後左傾思想での極端な国家否定、民族否定の結果、
悪しき非民主的な思考のようにさえ扱われてきた。
たとえば「私は日本を愛する」とか「私は日本を誇りに思う」と述べただけで、
「危険で偏狭なナショナリスト」というレッテルを張られがちだった。
他の諸国であれば国民が自国を愛したり、誇りに思うことは自明の意識とされるのに、である。

>>2以降に続く
ソース(ttp://www.sankei.co.jp/kokusai/usa/070210/usa070210000.htm