麻生太郎外相は11日午前のテレビ朝日の番組で、北朝鮮の核問題に関する6カ国協議に関し、
同国が核放棄に向けた「初期段階措置」を取った場合のエネルギー支援などの見返り措置として、
日本政府が北朝鮮国内のエネルギー需要調査などで「間接的な協力」を行う考えを明らかにした。
外相は「(支援に)協力する内容が問題だ。調査でも協力だし、いろんな意味の協力はできる」と指摘。
この後、記者団に対し「例えば50万トン(の重油が必要と北朝鮮が主張すれば)、本当にどこに要るんですか
という調査は少なくとも(必要だ)。国連の調査で人が足りない部分で日本が協力できる部分はある」と語った。
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol&k=2007021100062