失恋の痛みを和らげる方法

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1番組の途中ですが名無しです
「第1回世界で一番泣きたい小説グランプリ」受賞 たなかひまわりさんに聞く
http://gendai.net/?m=view&g=book&c=R00&no=3423
「読む者の心を揺さぶり泣かせずにはいられない、世界的オンライン小説」を誕生させたいとの願いを込めて「
世界で一番泣きたい小説グランプリ」が創設。候補作をネット上に公開して、読者の投票によってグランプリを選ぶという
同賞の栄えある第1回受賞作に選ばれたのが「もういちど伝えたい」だ。読者の圧倒的支持を受け、
作家デビューした著者のたなかひまわりさんに、作品について語ってもらった。

――思いを伝える前に事故死してしまった幼馴染みとネット上で交信するという設定が何とも今風ですね。
「以前から、インターネットを利用して友人たちとやりとりをしていたのですが、その友人たちから、
コレを題材に小説を書いたらと勧められたのが作品を書くきっかけでした。恋愛モノを書くのが好きだったので、だったらそれに絡めてと思って」
――この賞に応募したのは?
「4年くらい前に今の3分の1ほどの長さの短いお話が出来上がり、自分のホームページに載せたら、
訪ねて下さる方から感想や、アドバイスがいろいろ寄せられました。そのアドバイスを基に書き直しを続けていくうちにどんどん枚数が増えていって……。
だから、ネットで育てていただいたような作品なんです。そうして書き上げた作品にふさわしい応募先を探して、見つけたのがこの賞でした」
――チャットという題材から、このようなストーリーに発展したのは?
「ほとんど思いつきです。でも、友達でも異性でも誰でもいいのですが、大切な人と感じる存在がいたときに、
その人が死んでしまうというのは極端だけど、その思いを心の中にしまっておかないで伝えるということが大事だなという気持ちは、ずっと持っていました」
――大切な人を失った主人公の喪失感がとてもリアルに伝わってきますね。
「死に別れの体験はないのですが、過去に失恋体験はいっぱいしていますから(笑い)。女性にとって失恋は、死に別れに匹敵するほどのつらさです」