強盗放火は自作自演の疑い 兵庫県警、当時の店長逮捕へ
兵庫県福崎町で03年9月、レンタルビデオ店に2人組の男が押し入ったうえ放火して現金を奪ったとされる事件で、
県警捜査1課と福崎署は、当時の経営者兼店長で大やけどをした姫路市南畝町、無職森下弘道被告(41)=詐欺未遂罪で公判中=の
「自作自演」だったと判断、8日にも同被告を非現住建造物等放火容疑で逮捕する方針を固めた。
事件後の行動に不自然な点が多く、保険金詐取が目的だったとみて捜査していた。
調べでは、森下被告は03年9月1日未明、経営していたレンタルビデオ店「ちろりん村」の店内にガソリンをまいて放火し、
鉄骨平屋建ての同店舗と棟続きのスナック計約70平方メートルを全焼させた疑いがもたれている。
この火事で森下被告は顔や腕、足に全治1カ月のやけどを負ったが、
県警は自ら放火したものの、火のまわりが早かったために逃げ遅れてやけどを負ったとみている。
森下被告は当時、調べに対し「店に押し入った男2人組に金を出せと脅された。
抵抗したら、体にガソリンのような液体をかけられ、火をつけられた。2人組は現金約60万円を奪って逃げた」などと説明していた。
森下被告が火災直後、近所の人に助けを求めた際、強盗についてまったく触れていないなど不審点が浮かんでいたという。
森下被告は後日、総額数千万円の保険金請求をしたが、県警は昨年8月、
このうち計約98万円分の被害にあたる実印やビリヤードのキューが、同被告宅などに燃えずに保管されていたとして、
同11月、詐欺未遂容疑で逮捕した。保険金は支払われていなかった。県警は、98万円分以外の保険金請求についても詐欺未遂容疑で調べる。
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