オーストリアの警察当局は7日、児童ポルノなどの映像を、日本を含む世界77ヶ国に配信していた
国際ネットワーク網を摘発しました。容疑対象者はおよそ2300人に及ぶものと見られます。
オーストリア内務省の発表によりますと、このネットワークを通じて児童ポルノを受信し、ダウンロード
していた容疑者は、アメリカやドイツなど77ヶ国、2361人に及び、この中には日本国内のユーザーも
含まれているということです。
ポルノ映像は東ヨーロッパで制作されたものと見られますが、警察当局はすでにオーストリア国内の
容疑者14人を特定し、DVDなどの証拠品を押収したほか、2000人を超える各国の容疑者についても、
それぞれの国に情報提供を求め、捜査を進める方針です。
オーストリアの国内法では、14歳以下の児童ポルノを制作、もしくは配信した場合は禁固10年、所持
するだけでも最高2年の刑に問われますが、去年6月に、ウィーンに拠点を置くインターネット会社が
違法な映像の配信に気づき、警察が捜査を進めていました。(08日07:37)
http://news.tbs.co.jp/part_news/part_news3488692.html