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251番組の途中ですが名無しです
イングランドに併合されていたスコットランドが独立?



スコットランド、300年で独立論も 自治強化で独立は難航

 【ロンドン=蔭山実】スコットランドの併合で英国の基礎ができて今年で300年。これを機にスコットランド
地方で独立に向けた論議が活発になっている。独立を求める民族政党が支持率を伸ばしているほか、世
論調査でも住民の半数近くが独立を望むという結果が出た。ただ、ブレア政権下でスコットランドの自治も
進み、実現は容易ではないようだ。

 英国はかつてスコットランドがイングランドとの戦いに何度も敗れ、1707年にイングランドに併合されたと
きにできた大ブリテン王国が基礎にある。ウェールズはイングランドに併合されており、このときに現在の連
合王国が形成された。
 しかし、スコットランドはイングランドと民族が異なり、固有の文化を持つ。独自の紙幣も発行しており、サッ
カーのワールドカップ(W杯)でもウェールズや北アイルランドと並んで自ら代表チームを派遣している。
 スコットランドをめぐっては、1960年代から独立を求めるスコットランド民族党(SNP)が支持を集め、自治
が検討された。しかし、英政府は連合王国の分裂を懸念し、実現は難航した。
 転機となったのは、ブレア政権が地方分権を掲げ、99年にウェールズ議会とともにスコットランド議会を設
置してからだ。

 歴史的にイングランドへの対抗心が強いこともあって、5月に実施される地方議会選を前に行われた先月の
世論調査でSNPの支持率は35%に躍進、労働党をしのいで第一党の支持を獲得した。
 ただSNPが独立を掲げるのも自治強化の選挙戦術のひとつとみられており、スコットランド南西部にあるス
トラスクライド大学のジョン・カーティス教授(選挙学)は英誌エコノミストで、「議会が設置された8年前ほどス
コットランド住民は独立には熱意を持っていない」とも指摘している。
 英民放の世論調査では独立賛成派が40%なのに対し、反対派も44%を占めており、独立をめぐるスコット
ランドの人々の心境の複雑さを物語っている。
http://www.sankei.co.jp/kokusai/europe/070206/erp070206001.htm