小説家志望?図書館から蔵書失敬、無職男を逮捕
宮城県警捜査3課と登米署は1日、山形県天童市高木、無職高橋雅文容疑者(57)を窃盗の
疑いで逮捕した。
調べによると、高橋容疑者は2005年2月ごろから昨年2月24日にかけ、宮城県東松島市の
同市図書館から、小説などの蔵書54冊を盗んだ疑い。「小説家になりたかったので本を盗んだ。
直木賞を目指していた」などと供述しているという。
高橋容疑者から車の処分を依頼された同県登米市内の自動車整備業者が昨年10月、車内から、
図書館の印が押された約330冊の本を見つけた。同課などは自宅からも宮城県や山形県の図書館の
蔵書約350冊を押収し、裏付けを進めている。
押収された本のジャンルは小説に限らず、辞典なども含め多岐にわたっているという。
読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070201i113.htm