【ガンダムのトミノ】小生なら萌え系アニメよりも萌えさせる自信がある

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1番組の途中ですが名無しです
機動戦士ガンダム 連邦SIDE アニメムツク 竹書房 2007-01 巻末の富野インタビューで萌え系アニメについて言及

幼児向けの作品や、動物が活躍するような作品はもちろん、たとえば美少女物を作れと言われても、やれないことはないと思うんです。「パンチラを本
気でやってください!」と言われれば、それをうまく見せる自信はあります。美少女物のオタクにならずに作るという手法を知っているからです。ですか
ら、美少女マニアより面白い作品を作れるのではないかと思います。実際にやったことはないので、うぬぼれているんですけどね。
―美少女アニメ、いわゆる「萌え系アニメ」というものは、パターンを踏襲する作り方なんでしょうか?
パターンではなく、「萌える」という視聴者の心に寄り添って作ってあげればいいだけのことなのです。先程例に挙げた「パンチラ」で言えば、そのシーン
に行くまでに、ちゃんと視聴者の心の準備をさせてあげるのです。準備させて初めてパンツを覗くシーンをやり、場合によってはその先の場面を展開しま
す。視聴者の性的欲求を満たすための、脈略あるシーンの積み重ね…その呼吸をきちんとやるだけでいいのです。
一人だけの部屋で、こっそり見るものを作るノウハウだって知っているつもりです。萌え系アニメを、物凄くあからさまにもできるし、ほのかな雰囲気で作
ることだってできます。パターンというより、すべて「タイミング」なんですよ。そのタイミングも、物語が作りやすいからという自分の都合のタイミングでは
ないんです。「どうしてもそうならなければならない」という必然的な設定を物語の入り口に作り、物語の流れに脈略を持たせることが重要なのです。