http://www.sankei.co.jp/kokusai/world/070118/wld070118003.htm 病気療養中のキューバのカストロ国家評議会議長(80)の容体が深刻だと報じたスペイン紙
パイスの報道について、昨年12月に議長を診察したマドリードの公立病院のガルシア・サブリド
医師は17日、米CNNテレビに対し「真実ではない。むしろ徐々に良くなっているという情報を得
ている」と否定した。
同医師は「報道で正しかったのは、患者の名前と、手術を受けて合併症を起こしたという部分
だけ。残りはうわさ話だ」と批判。「病状改善」の根拠を尋ねられると「何ら事故がなければ、回復
途中の患者にとって当たり前のこと」と述べた。
パイスは15日、同医師が勤める病院関係者の話として「3度の手術に失敗した」などと報道した。
執筆した記者は、CNNに「情報源は議長と直接は話していないかもしれないが、ガルシア・サブリ
ド医師と情報を共有しているはずだ」と述べた。(共同)