「外科手術体験キッズセミナー〜君もブラック・ジャックになれるさぁ〜」(主催・敬愛会中頭病院)が十四日、
沖縄市の同病院で開かれ、中学生四十人が参加した。外科医師不足が進む中、子どもたちに医療へ興味を持って
もらいたいと県内で初めて子ども向けセミナーを開催。内視鏡外科手術のシミュレーターや超音波メスなどを使った
模擬手術を体験した。
手術衣に着替えた中学生は、マネキン人形の腹にのせた鶏肉を超音波メスで切ったり、切断された鶏肉の縫合など
外科医から直接指導を受けた。
将来、医者を目指す城間京香さん(昭和薬科大付属中三年)は「超音波のメスはスッと思ったより簡単に切れた。
セミナーに参加して、医者になりたいという思いがさらに強くなった」と話した。
http://www.okinawatimes.co.jp/day/200701151700_03.html